著書『夢見鳥』で。(元は日本経済新聞「私の履歴書」)


「いまの目標は、80歳で「勧進帳」の弁慶をやることです。数えの77歳となる喜寿で一度やり、また80歳でできたらと思っています。なぜ弁慶かというと、役者としてこんなにつらく、えらい役はありません。しかし弁慶ほど、演り終えて達成感のある役もないのです。フルマラソンを完走してゴールで倒れこんでしまうように、花道を引っ込んだらそこで力尽きるような役です。それを80歳でできたらいいな、という希望です。


と語っていた吉右衛門さん。


まだまだ吉右衛門さんのお姿を舞台で拝見したいです。



(こちらは2018年5月)


昨日は桜を見て「楼門五三桐」を思い出し。(昨日のブログにも書きましたが…)


今月の歌舞伎座で吉右衛門さんが舞台に立たれているのを思い浮かべながら…。


ネットで吉右衛門さんの「楼門五三桐」を視聴していました。





ご快復を心よりお祈り申し上げます。