こんばんは。
アマゾンプライムでレンタル配信がスタートした図夢歌舞伎『弥次喜多』。
早速、観ちゃいました♪
いやぁ。
待ってました!!!
夏の風物詩とも言える弥次喜多が、この冬に見られるなんて…。
いつもの夏が少し取り戻せたような気がして…なんだか嬉しいな、と♪
例年、ユーモアたっぷりで、小ネタ満載で、幸四郎さんと猿之助さんのコンビが最高で
中車さんの役どころも最高で
染五郎さんと團子さんの成長っぷりが毎回楽しみなこの演目。
今回も…。
ネタがあちこちに散りばめられていて、笑っちゃいました
でも。
いつもの弥次喜多、のような感じかと観ていたら…。
途中からどこか趣が変わってくると言いますか。
観てる側に問いかける、考えさせる部分もあり。
楽しいだけじゃない。
そして、図夢歌舞伎だからこそ楽しめる、味わえる部分もあり。
あっという間に時間が過ぎていきました
いやぁ、それにしても。
染五郎さんの美しさ、團子さんのかっこよさがどんどん増していて。
とっても眩しかったです
また、それぞれのお父様である幸四郎さん、中車さんと一緒のシーン多かった点もなんだか、ほっこりしました
さらには、市川弘太郎さんの語りもすごく良くて。
笑三郎さんのお姿も声も素敵でした♪(先日の紀尾井町家話で猿之助さんが笑三郎さんのお話をされていたので、思わずテカリの有無を見てしまいましたw)
そうそう。
今回のこの作品は、2009年に上演され、猿之助さんも出演していた「狭き門より入れ」をもとにしているそうで。
猿之助が監督・脚本・演出を担当したとのこと。
エンドロールを見ていても、色々考えさせられる部分があり。
随所に猿之助さんの想いが溢れてるのかな、なんておもいを巡らせてしまいました。
いつもなら広い舞台にたくさんの役者さんたちが揃って繰り広げられるこの作品。
今回、舞台は色調の変化や明暗の変化で移り変わりを表現し、出演者の方もごく限られた方のみ。
こういった形でも楽しめるのは嬉しいけれど。
やっぱり、いつものあの感じもまた観たいなぁ、なんて思ったのでした
ではではでは。