こんばんは。
昼間に歌舞伎美人で『松竹直営劇場での新型コロナウイルス感染症対応、公演中止のお知らせ』が発表されましたが。
先程。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国の小中学校、高校などで、来月2日から春休みまで臨時休校とするよう要請する…。
と言った記事も更新されました。
事態が収束し、流行が早期に終息する事を願うばかりです。
さて。
ここ最近は歌舞伎関連の本を特に読むことが多く。
先日はこちら。
偶然にもこの2冊発売日が同じでした
そして、上方歌舞伎、というのも共通するところ。
さらに、今日は…。
片岡秀太郎さんの本。(こちらは再読)
どの本もそれぞれのお人柄があらわれていて。
すごく興味深いお話ばかりでした。
成駒家とは…。
松嶋屋とは…。
から始まり、どんな子供時代を過ごされて、どんな人に影響を受けて、支えられてきたのか。
どんな事が転機になって今を迎えてらっしゃるのか。
歌舞伎についての書籍もいいけれど。
こういった本を読むと、その方に興味がわき、その方が出てる歌舞伎に興味がわき。
歌舞伎に対する興味がさらに多面的になるのかな、と思います
そして。
御三方の本には、歌舞伎に対して…特に上方歌舞伎に対する想いと言うのが強く書かれていました。
秀太郎さんの本に関しては、そういった想いと共に、上方と江戸の演じ方(型など)の違いがすごく分かりやすく書かれています。
単純にこの演目のこの部分が違う、と書かれているだけでなく。
ここにはどんな意味が込められていて、どんな想いで演じていて。
それぞれにどういう解釈をしているから、こういう形になってるんですよ。
といった具合に記されているので、とってもわかりやすく、頭にも入ってくるんですよね
また、読んでいると秀太郎さんは、演じる上で『心』と『呼吸』をとても大切にされている事がうかがえます。
この時は、こういう気持ちで、だからこういう呼吸をする。
結果、こういう間合いになって、このような表情になって…。
と、どんどん紐解かれていく感じなんです。
なので、これを読んでから秀太郎さんが立たれている舞台、歌舞伎を観ると…。
より、わかりやすく、好きになると思いますよ
(私がそうだったので…)
さ。
明日は何を読もうかな〜♪
ではでは。


