こんばんは。
今日の都内は天気が良くて、昼間はコートを脱いでもいいくらいの暖かさ、でした
皆さんが住んでる地域はいかがでしたか?
さてさて。
先日、歌舞伎座で昼の部を観てきたわけですが。
十三世片岡仁左衛門さんの法要が行われた池上本門寺へ行ってきました。
というのも。
今月の「二月大歌舞伎」で上演される『菅原伝授手習鑑』、『八陣守護城』、『道行故郷の初雪』は【十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言】ということで。
なんとなく。
そもそも、本門寺が好きって事もありますし。(吉右衛門さんが出ていた『鬼平犯科帳』の“本門寺暮雪”の回が好きなんです
)
昼の部の『菅原伝授手習鑑』で仁左衛門さんが演じる菅丞相は菅原道真がモデルとなっており。
道真と言えば、梅、ってことで。
梅も見たいな、って事で、行った次第です。
さて、話は戻って『菅原伝授手習鑑』。
もうね。
仁左衛門さんが尊かったです。
尊いと言いますか、神々しいと言いますか。
《道明寺》で上手(舞台右手)の少し高いところに仁左衛門さんが座ってらっしゃるのですが。
そこだけ異空間のような、現実の空間とは思えないような…不思議な感じで。
そこで両手を合わせた時のお姿がまた美しくて。
手も、とっても綺麗で。
なんだか、涙が出そうになりました。
秀太郎さんもまた違った美しさで。
個人的に、ニコッと笑みを浮かべたような、目を細めた時の表情がたまらないんですよね。
気品溢れていて。
愛らしさもあり。
あのお声と雰囲気に惹きつけられてしまいます
そしてそして。
孝太郎さん
好きです♪素敵です♪
昼の部では2つのお役を演じてらっしゃるんですが。
雰囲気はそれぞれ違えど、どこか芯の強さは共通していて。
仕草や表情に可愛らしさ漂い、見ているこちらが思わずふっと頬を緩めてしまう感じ。
さらに、孝太郎さんのご子息・千之助さんも、可愛らしかったです
元々のお顔も綺麗なのですが、大きな目で前を見つめるその姿に、惚れ惚れしてしまいました♪
あとは、米吉さん!
いつも本当に可愛らしくて。
可愛くて可愛くて、愛らしい米吉さんが、今回は立役。
出ていらした時に一瞬「おぉ!爽やかなヴ王だ…。」と思ってしまったのは私だけでしょうか笑
カッコよさと可愛らしさが同居している感じ。
素敵でした!
かっこいいと言えば、もう1人。
勘九郎さん!
なんでしょう。
本当に素敵さが溢れていますよね。
先月の『鰯賣戀曳網』もそうだったのですが…。
コミカルだけど、どこか真面目な感じというか人の良さが滲み出ている感じで。
舞台にいると、パッとそこに花が咲いたように明るくなると言いますか。
勿論お役によりけりだとは思いますが、なんとも言えない味わい深さがある気がするんです。
いだてん走りもカッコ良かったです
あぁ、かっこいいと言えば、忘れちゃいけない…。
梅玉さん。
実直さの中に垣間見える色気、そして知的な感じ。
橘太郎さんも愛嬌たっぷりで、可愛らしいと言いますか。ほっこりしました。
あとは、なんといっても玉三郎さん
強さの中にも品があり。優しさもあり。
お着物や鬘の色味もあるのかもしれませんが、いつも以上に線が細く見えて、老女感…出てました。
でも、やはり美しくて。
そのお姿に思わず息を飲んでしまうほど。
終演後は、そんな重厚で素晴らしい舞台を観た満足感でいっぱいとなったのでした♪
いつもうまくまとめきれず、すいません
今回も最後までお読みいただき有難うございました!









