おはようございます。
朝から失礼します。
昨晩遅くに書き上げた…会見の続き、囲み取材について

朝の暇つぶしにでも、お読みいただけましたら幸いです。
さて。
聞きたいと思った事は殆ど会見で出ていたものの。
やっぱりもう少し細かい部分も聞きたいな、ということで。
他の番組のディレクターさん達と共に幾つか質問させていただきました。
先ず、團十郎という名跡を継ぐことの重責について。
幾つかの書籍を読むと、十二代團十郎さんがその気持ちについて書かれていたので…海老蔵さんにも伺ってみました。
すると…。
「子供の頃から気が付いている事ですから、時間が来たんだな、と。
プレッシャーはないといえば嘘になるけれど、あると言っても嘘になるのかな、と思います。
しっかりやれることをやりたいな、と。気負わず、慌てずに。」
とのお答え。
そして、襲名発表から1年が経ち、勸玄くんの変化について尋ねると…。
「芝居に対して、役者になってきましたよね。
雰囲気がね、赤ん坊みたいなところもありましたけれど、ま、今でもありますけど(笑)
役者として俺がやってやるんだ!みたいな。そんな雰囲気は出てきましたよね。」
と話す海老蔵さんの前で、嬉しそうな、少し恥ずかしそうなご様子の勸玄君

初舞台について聞いてみると…。
「楽しみです!」
と。
Q:どんな所が楽しみですか?
「わかりません。」
Q:去年とは違うお役ですが?
「頑張ります。」
と、大人達の質問にハキハキしっかりと答えてくれました

そして海老蔵さんに、今回の初舞台の演目について勸玄君に伝えた時のことを伺うと…。
「全部自分でやるんだよ、と。私がやっていた事、色々あるけれどそういう事をやるんだよ、と伝えました。
横で見ていましたから、なんとなくわかってるんですよね。ただ、わかってるとやるはまた違うので、それを体現していく事が歌舞伎のいい意味での世襲と言いますか。
子供の時から一人で檜舞台に立てる、逆に言うと立たされる。そして責任を負う。
誰も助けてくれない事ですから、それは楽しい事もあれば苦しいこともあります。
でも、それを早くから経験できるというのは、我々の世界の良い所であり…人生の選択肢を豊かにしてくれる方法の一つではないかな、と思います。」
とその想いを語ってくれました。
そして、この写真に話が及ぶと…。
Q:どのお写真が好きですか?
勸玄君「これ!」
と、左上の写真を指差してくれまして。
Q:どんな所が好きですか?
「にらみ。」
と、即答してくれました

流石です!
この答えに海老蔵さんは…。
「これもね、市川家に伝わるものなので…中々やるチャンスが少ないですけれど、本当は今みたいな時期にできたら1番いいなと思うんですけど、修練ですね。」
とのこと。
また、会見でお父様と勸玄君が似ているという事に関して、他にも似ている部分があるか聞いてみると…。
「私もそうなんですけど、寝方が3人共似てますね(笑)」
と答える海老蔵さんに勸玄君が…。
「見たことある!」
と身体を使って教えてくれました

その様子は時事通信さんの動画で見ることができますよ。(こちら→時事通信)
最後は勸玄君の変化だけではなく、ご自身の変化について質問が。
すると…。
「私も変わってきちゃったんでしょうね。
今も旅巡業で芝居してますけれど、遊びにも行かなくなっちゃいましたしね。
それでいいのかっていう所もありますよね。遊びに行くように努力しようかなと逆に思います(笑)
新しい事を知る上で、人との交流は大切ですからね。」
と、ご自身の変化についても話してくれました。
5月まで、あと3ヶ月。
海老蔵さんのブログでカウントダウンも始まりました

その日まで…もうすぐ。
あ。
そういえば…。
パネル前での撮影や、囲み会見の時に海老蔵さんが終始勸玄君の肩を優しくさすってあげていたというか、撫でてあげていたと言いますか。
その様子が、本当に愛情に溢れているな、と。
以前ご自身のブログで
「そして現在まで なんとか歌舞伎俳優をやれてきているのも 今年 歌舞伎界の中で最も重い 名跡を襲名できることも ひとえに 父が私に残してくれた 愛と歌舞伎があるからだと 確信しています。」
と書かれていましたが。
同じように勸玄君にも多くの愛情を注いでらっしゃるんだなぁと。
思ったのでした。
ではではでは。
お付き合い頂き有難うございました。