こんばんは!


行ってきました!!!


六月大歌舞伎ラブラブラブ


昼も夜もすっごく良くて。


リピート決定!!


終演後、月の後半のチケット、即購入しちゃいました照れ


まずは、夜の部。


三谷かぶき「月光露針路日本  風雲児たち」。


始まる前からワクワクドキドキ楽しみにしていたんですが…。


もうね、最高の一言ですラブラブラブ


(ネタバレとまではいかないものの、内容についてご紹介しますのでもし中身をまだ知りたくない〜という方はこの先ご遠慮いただいた方がいいかもしれません💦)






夜の部が始まる前、三越の方から歩いて信号を渡っていたら、楽屋口の方から三谷さんが出ていらして、歌舞伎座正面へ行くのが見えまして。


「わぁ!三谷さんだ!!」


なんて、益々テンション上がって迎えた開幕の時間。


いつもだと、始まる時間に定式幕があくわけですが…今回は既に幕はなく舞台が見えている感じで。


もうね、そこから…。


「どんな風に始まるんだろう。何が出てくるんだろう。」


な〜んてことを考え、色々想像を膨らましていたら…。


「はいはい、静かに〜!!いつまで喋ってるんですか〜。始まりますよ!」


と大きな声がびっくり


「え⁈誰⁈何々⁈何が始まったの?」


と声がした方へ顔を向けてみると…。






ま、松也さん!!!


そうです!


昼の部にこの写真↑のお姿で「寿式三番叟」に出演していた尾上松也さんが…。


メガネをかけてスーツ姿で花道から登場爆笑






舞台上に到着すると、この演目の簡単なあらすじ、プロローグをお話して。


歴史の先生、のような感じでしょうか?


合間に


みんな、何か質問ある〜?」


と、客席に話しかけると。


思いの外、手をあげる人が多くいましてw


Q&Aをいくつかやりとりしていました照れ


今回、松也さんは口上、とあったので、どんな形で出てくるのかなぁと思ってはいたのですが。


ま、まさかw


こんな形で登場するとは!!!


と驚くと共に。


その後も何回か松也さん舞台に現れるんですが。


とにかくテンション高くてノリノリで。


それがすごく楽しそうで。


観ていてこちらも笑顔になってしまいました照れ照れ照れ



(舞台稽古の取材にて)



松也さんの説明が終わると本編が始まります。
(細かいお話は省きますね。)


日本の伊勢を出発した大黒屋光太夫達の船が漂流し、そこから話が進んでいくわけですが。


まず、驚いたのが…。


染五郎さんが兎に角美しいラブ


ということw


お話の中でも猿之助さんが「髷を切って落武者みたい…」と表現していますが。


そんな落武者のような髪型でも、キラッキラ透明感があって、すっごく美しいんですよラブラブラブ


囲み取材の時に三谷さんが絶賛していたのも頷けるくらいの美しさでした。


幸四郎さん演じる光太夫は、時折頼りなかったりコミカルな部分もありながら、「皆を日本に連れて帰るぞ」という強い気持ちを持っていて。


それがすごくハマっていて。


心をぐっと掴まれました照れ






猿之助さんは要所要所で笑いを提供してくれて。


でも、しめるところはしめるといった感じ。


男女二役だったんですが、エカテリーナの時の猿之助さんがすごく綺麗でしたラブ


で、ウインクや手の動きで白鴎さんに合図を送るところが、またなんとも可愛くて。


それに答える白鴎さんもお茶目な感じがして素敵だなぁ、と。


あと、途中犬ぞりのところで、【黒塚】を彷彿させるような動きがあり。


個人的には「おぉっラブ」とゾクゾクっとしてしまいました。
(全然違うかもしれませんがw)






弥次喜多の時も思ったのですが。


幸四郎さんと猿之助さんのコンビは最強だな、とおねがい


そこに今回愛之助さんが加わって。


ますます最強だな、と。


昼の部も素敵でしたが、夜の部の愛之助さんも素敵でした。






そして、圧巻だったのが…八嶋さん!


ものすごい声量でw


舞台に登場した瞬間に、パキーンと空気が変わったといいますか。


そこで化学反応が起きたといいますか。


前のめりな気持ちで見ていたのが、さらに前のめりになった感じで。


ぐいぐい舞台に引っ張られる、そんな演技でした。


客席からも大きな拍手と笑いが起きていて。


ここが歌舞伎座、ということを忘れてしまうくらいw


歌舞伎だけど、歌舞伎とはまた違うような。


新たなジャンルの幕開けのような。


そんな感じ、とでも言いましょうか…。


あ、そうそう。


今回の発見の一つが…歌舞伎座の凄さ。






普段歌舞伎を観ている時は、セリが上がったり下がったり。


回り舞台が動いたり。


といった動きを見るぐらいだと思うんですが。


今回、後半のサンクトペテルブルクでの場面(多分そのあたり)、建物の柱がぐいんぐいん動いていて。


こういう動きもできるのね!と驚いた次第ですびっくり


あとは。


犬ぞりのシーン。


囲み取材の時に「歌舞伎座では見たことがない動き。」とお話があったのですが。


たしかにw


見たことがないなーと思いましたww


シベリアンハスキーが…本当みんな好き勝手に動いていてw


可愛いラブ


書きたいことがありすぎて上手くまとめられないのですが…。


皆さん素敵で。


歌舞伎の時とは違ったお茶目さなども垣間見れたりして。


彌十郎さんや男女蔵さんも素敵でしたし。


種之助さんは驚く時にシェーとイヤミのようなポーズをしたかと思えばカーテンコールでおにぎりを頭にのせた愛らしいポーズを見せていたりと。


今回の舞台を観て、好きな役者さんがさらに増えた気がしますラブラブラブ






そういえば、カーテンコールで思った事なのですが。


今回。


幕が閉まるとすぐに席を立って帰ろうとしたものの、幕が再度上がり慌てて席に戻ったりする方がいたり。


カーテンコールで万雷の拍手が送られる中で。


スタンディングオベーションをする人もいれば。


その立ち上がってる方に「立たないでください〜。」「見えないから座ってください〜。」と話しかけている方々がいたりして。


なるほどな、と。


確かに歌舞伎座ではカーテンコールもないし、スタンディングオベーションもない。


とはいえ、新橋演舞場やABKAIなどの公演を観に行くと、皆さんスタンディングオベーションしてることもあるわけで。


と考えると。


三谷かぶきをきっかけに初めて歌舞伎座に来た、という人もいれば。


歌舞伎座にはよく来るけど、今回のような舞台はあまり馴染みがない、という方も結構いて。


だからスタンディングオベーションにも馴染みがなかったのかな、なんて思ったり。


つまり。


この舞台はそれだけ色んな方に興味を持たれているんだな、と。


そんな私は後ろの人の邪魔にならないのを確認してからスタンディングしたのでしたw






あっという間の約3時間。


次回は後半。


楽しみです♪


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき有難うございました。