こんばんは。
今日は半袖でもいいくらいのあったかさで。
気持ちのいい青空が広がっていましたね
折角なので街中を散歩しながら…。
歌舞伎座へ。
いつもなら最寄りの東銀座駅で降りるのですが。
今日は新橋から歩いて、銀座に寄り道してからの到着。
先日観た夜の部も、すっごく良かったのですが。
今回の昼の部も、とっても良かったです♪
3つの演目全て書くと長くなってしまうので…。
まずは、【神明恵和合取組 め組の喧嘩】から
これは…ただただ、かっこよかったです!
台詞回しのかっこよさ。
立ち回りのかっこよさ。
粋でいなせな江戸っ子のかっこよさ。
盛り沢山
お話の内容は、文化2年に芝神明(芝大神宮)の境内で実際に起きた鳶と力士の喧嘩を基にして作られたとのことで。
当時の江戸の街や人の様子がいきいきと、リアルな感じで描かれていて。
まるで、自分がタイムスリップして、その光景を目の当たりにしてるかのような気分になりました!
基本、歌舞伎を見てるとそう思う事は多いのですが。
この演目は特にそう感じたのは、私だけでしょうか…
そして、今回。
改めて、菊五郎さんがお若いな、と。
御年76歳にはまーったく見えないな、と。
50歳位…に見えました
口跡が良くて、動きも力強くて。
本当にカッコいい。
弁天小僧や今回の辰五郎のようなお役をつとめる菊五郎さんが個人的にはとっても好きなのです♪
前半、同じく鳶の菊之助さんの肩に手をかけるシーンがあるんですが。
その様子が、ほんと、「兄貴」といった感じで、カッコイイんです
菊之助さんも、すごくカッコよくて。
爽やかでちゃきちゃきとした感じもお似合いでした。
さらには坂東亀蔵さんも素敵で。
そして、お兄様の彦三郎さんも素敵で。
お子さんの亀三郎君(お話の中では菊五郎さんの子供役)を肩車してあげる所などは、ほっこりしちゃいました
写真右が亀三郎くん。
ある意味客席の微笑ましい笑いを亀三郎くんが独り占めしていたかもしれません。
というのも。
父親役の菊五郎さんや母親役の時蔵さんの間で、立ったり座ったり、といった場面があるんですが。
立ち上がって、座り直す時に…。
着物の裾をパパッとさばいて胡座をかくんですが。
それがね、大人の真似を一生懸命しているなぁ…といった感じで。
ものすごく可愛いんです
1回だけではなく、何度も…(4.5回あったはず)。
回を重ねる毎に、客席の優しい笑顔が増えていった気がします。
菊五郎さんに頼まれ毎をした時は「あいよ!」と威勢の良い返事をしていて。
それもまた可愛くて。
菊五郎さんや時蔵さんに負けないくらいの存在感でしたw
いやぁ、でも。
やっぱり時蔵さん、素敵です。
雀右衛門さんも素敵でした。
特にお二人の声が好きで、毎回聞き入ってしまいます。
あとは…。
歌昇さんが梯子を持って花道を走るのですが。
その姿がかっこよくて。
更にかっこいいのが…。
舞台の屋根に梯子を立てかけて。
その梯子を花道から纏を片手にやってきた菊五郎さんが、手を使わずにすたすたすたーっと駆け上がって行くんですよ!!
「ひぇー!かっこいいー!!」
と、心の中で叫んでしまいましたw
周りにいたおばさま方も…。
歓声をあげたり、驚いたり、拍手をしたり、と大賑わいな感じでした
そう。
大賑わい、なんです。この演目。
なぜなら…。
1番多い時で、50人以上の人が舞台に上がるから
菊之助さんの後には他の鳶の方々がどんどん屋根に登っていくんですが。
梯子も使わず、屋根の上にいる人の手を握って。
壁をつたい、トントントンっと、ほぼジャンプ。
2mくらいはあると思うんですが。
迫力満点プラス威勢の良さと相まって、なんだかお祭りのようでした!
あとあと。
最後に思わず声を上げてしまったのが、歌六さん。
梯子に登ってその梯子が斜めになって…。
「どひゃー。え?え?えー!!かっこいいー!」
といった感じ。
もうね、これは是非観ていただきたいです!!
1時間50分とかなり長めですが…w
男らしさや迫力も満点で、初めての方も楽しめるかと思います!
そうそう。
今日はめでたい焼きを買いに行ったら、売り切れてて。
次の幕間に再チャレンジしました。
久しぶりに食べたけど…美味しかったです♪
本当はこの歌舞伎終わりで、片岡孝太郎さんを拝見するために新浦安でのイベントを観に行きたかったのですが…。
間に合わなそうだったので諦めました
6月の歌舞伎座を楽しみにしたいと思います♪
ではでは。
ステキな週末をお過ごし下さいませ。