こんばんは。
昨晩は、平成最後の大歌舞伎、夜の部を観に行ってきました
もうね。
今回の演目、役者さんにハマってしまいまして
夜の部観るのは3回目。
以前に観たことがある演目でも、役者さんが違ったり、配役の組み合わせが変わる事で、また全然印象が変わったりして。
この四月の【実盛物語】【黒塚は】、毎日でも観たいくらい素敵でした


まず何と言っても…。
仁左衛門さんがカッコ良すぎで。
絵になる!!
なんであんなに格好いいんでしょ
端正なお顔立ちが、眞秀君に対する時はふわっと和らいで。
ふにゃぁっと、とっても優しいお顔に変わって。
それが、またキリッと変化する、その表情の変わっていく様に、見惚れてしまいました。
私。
吉右衛門さんも好きですが、仁左衛門さんも好きでして。
写真集を買ったり。
仁左衛門さんが写ってる雑誌を眺めては、1人ニヤニヤしていますw
そんな仁左衛門さんが眞秀君の頭を撫でるシーンがあるんですが。
その時の表情がね、またなんとも言えないんですよ
そして、眞秀君の表情も可愛くて。
ほっこりしました。
でもね、昨日は…。
可愛いだけじゃなくて、益々しっかりしていたといいますか。
以前もしっかり舞台に立ってらしたんですが。
より堂々と、見得などもしっかりとしていて。
なんだか、「この1ヶ月で背が伸びたのかな?」
と思ってしまうくらい、その姿が大きく見えました。
ほんと、すごいなぁ、と。
3月は【盛綱陣屋】。
そして、1月は国立劇場で。
歌舞伎に出ずっぱりだった眞秀くん。
先日出演していたテレビによると、これで歌舞伎は暫くお休み、とのことでしたが。
また次に見られる日を楽しみにしたいと思います
♪
さて、話は戻りまして、昨日の夜の部。
千穐楽、そして、平成最後、ということもあってか、兎に角大向こうの方が多かったです!
個人的には…大向こうさんが沢山いらっしゃる方が、舞台に活気が出るといいますか。
花が添えられて、すごく好きなのですが。
昨日は、演目の最後に…。
「松嶋屋〜!かっこいい〜!!」
と声をかけている女性がいて。
(基本、大向こうのかたは男性のみ、なので)なんだか新鮮な感じがして、いいな〜、と。
ただ、大向こうというのは簡単に出来るものではなく。
舞台を何度も観て勉強して勉強して。
単に歌舞伎が好き、と言う気持ちだけではなく、技能を要するものであり。
タイミングや声のトーン、調子、などなど、考えられた上で声がかけられているわけで。
掛け声含めて歌舞伎の演出、というのを聞いた事があります。
それを知っているからこそ、昨日の女性は演目の最中ではなく。
最後、仁左衛門さんが馬で引き上げる時のもう本当に最後の最後で…声をかけたんだろうなぁ、と
たしかに。
あれだけかっこいい仁左衛門さんが近くにきたら、思わず声をかけたくなっちゃうのもわかる気がしますw
昨日はそんな大向こうさん達から「松嶋屋」「音羽屋」「播磨屋」と屋号の嵐。
拍手も至る所で送られていて。
なんだかお祭りのような、賑やかさでした。
そしてそして。
【黒塚】は、やっぱりすごかった!!
猿之助さんの身体能力の高さにただただ驚くばかり。
猿弥さんも同じく。
全てがふわっと軽〜く体が動いているように見えるけど。(例えば腰が抜けて足が立たないところ等)
絶対そんなことはないわけで。
そう見せる動きがすごいな、改めてと思いました。
そして、錦之助さん、種之助さん、鷹之資さんも素敵で。
毎月観たいなぁ、と心から思ったのでした
さ。
来月は3日から。
令和最初の大歌舞伎。
《團菊祭》も楽しみです♪






