こんばんは。
先日、とある場所で、リポーターの先輩方とご一緒させていただく機会がありました

左から菊池真由子さん。石川敏男さん。小柳美江さん。
皆さん、現場でよくお会いするものの。
各々仕事をしているので、中々ゆっくりお話出来るタイミングもなく。
今回のように、色々話せる時間があるというのは嬉しいな、と

思ったのでした。
因みに。
菊池さんや小柳さんとは、囲み取材と言われる現場でお会いする事が多いのですが。
最初の頃はどうやって立ったらいいのか。
どのタイミングで聞いたらいいのか。
などなど、何もわからなかったんですよね。
でも、皆さんが色々教えてくれて。
ようやく、私も時たま質問が出来るようになりました

例えば、マイクの持ち方。
対象者が真ん中に立っているので、その方を囲むようにたちますが、この時のマイクは…。
左側に立つ場合は、右手。
右側に立つ場合は、左手。
と教えてもらいました。
なぜそうするかと言うと、そのほうが並んでるリポーターが密着できて、より対象者に近付けるから。
反対の手で持つと体が開いてしまい、後ろの人達が遠くなってしまうんです。
遠くなると、後ろの人は対象者の顔が見えづらくなり、質問もしづらくなる、だけではなく。
両端にいるカメラさんからその対象者が撮影しづらくなるんです。
特にリポーターや記者さんも多くカメラも多い場合。
その可能性が高くなるので、よりリポーターさんは密着して前につめたりしています。
で。
聞く順番はまず、一番内側にいる人が聞いて。
その後、2番目3番目の人に広がっていくわけですが。
別にそれはこの人が聞いたら、次はこの人ね、と決まっているわけではなく。
間合いを見ながら、タイミングよく質問を発せられるようにしています。
(たまに、何人かが一斉に質問してしまう場合もありますが
)

個人的に、この囲み取材って…難しいな、といいますか。
1番緊張しますw
なぜなら。
単独でインタビューさせていただく時は、何をどんな流れで聞くか。
色々想定できるんですよね。
そして、会見の時などは、他の人と質問が同じになってしまう事もあるので、色んな質問を考えていくわけですが。
質問する順番によって、どんな内容を聞くかも変えたりして。
例えば、1番最初に聞く人はざっくり全体的なことを。
次第に細かくなって、ちょっと変化球な質問をしてみたり。
ちなみに、会見だと、1人何問まで、など決められているので、自分が質問して返ってきた答えに対しいくつかやりとりする感じで終了するわけですが。
囲み取材って…。
順番も決まってなければ、流れも決まっておらず。
話がどんな方向に進んでいくのかわからないことが多く

流れに合わせて、タイミングよく質問しなければならないわけです。
例えば、「聞くぞー」と思っていた質問が先に出てしまって。
「じゃ、こんな話をしてるから、アレを聞いてみよう。」
なんて思っていても。
次の質問で流れが変わり話が違う方向に進んでいけば、自分の聞こうと思っていた事がその流れに合わなくなってしまうので別の質問を考えなければならなかったり。
そうすると何も聞けないまま終わってしまったということもしばしば…。
ありました

そうすると、自分の不甲斐なさというか、実力不足を痛感して落ち込むわけです。
もちろん。
単独のインタビューでも流れによって質問するタイミングを変えたり内容を変えたりすることはあります。
でも、その時って自分でまた流れを戻せたりするんですよね。
でも、囲みだと他の質問者の方もいるので勝手に戻すわけにもいかない感じもするわけです。
(それでも絶対に聞かなきゃいけないことは最後に聞いたりもしますが)
なので…。
長くなってしまいましたが…。
話を聞いて次の質問考えて。
他の人と質問の内容やタイミングがかぶらないようにして…。
うまい具合に質問できるリポーターの先輩方…。
長谷川さんや駒井さん、山崎さん、あべかすみさん、小柳さん、菊池さん、川内さん…。
本当に凄いな、って思うのです。
しかも、皆さん、質問っていうよりも会話をするように話を聞きだす感じで。
それがすごく上手だな、と

あ、ちなみに。
上記のお話は、芸能の囲み取材の時のもので、それ以外だとまたちょっと違ったりします。
ではでは。
長々と失礼しました。