続いて、夜の部最後【弁天娘女男白浪】。
こちらに関しては、2015年に海老蔵さんがブログに書いてらっしゃるので。
演目内容に関しては、そちらをご参照ください
さてさて。
そもそもこの演目。
私が歌舞伎にハマった理由の１つ、でして。
(他は海老蔵さんの襲名披露公演で観た【助六由縁江戸桜】等)
ものすごく好きな演目の１つでもあります。
以前もブログで書きましたが。
その時の配役は…。
弁天小僧→勘三郎さん。
日本駄右衛門→仁左衛門さん。
南郷力丸→三津五郎さん。
忠信利平→芝翫さん。
赤星十三郎→扇雀さん。
とまぁ、兎に角豪華でかっこよくて華やかで。
しかも、通し狂言で。
この5人が集まって盗みを働き、最後追い詰められるところまでをじっくり堪能できて。
それぞれの格好良さ、そして、5人揃った時のあの格好良さを、これでもか、というほど見ることができまして。
その様子は、今でも脳裏に焼き付いています
で。
今月に話を戻しますと。
今回もやっぱりかっこいいです
奇数日は弁天小僧を幸四郎さん。
南郷力丸を猿弥さん。
鳶頭を猿之助さん。
偶数日は弁天小僧が猿之助さん。
南郷力丸に幸四郎さん。
そして鳶頭を猿弥さんが演じます。
奇数日偶数日共に日本駄右衛門は白鸚さん。
忠信利平は亀鶴さん。
赤星十三郎は笑也さん。
猿之助さんと幸四郎さんのコンビは弥次喜多を彷彿させる感じで。
個人的には、登場した瞬間に、何かやってくれるんじゃないかというワクワク感がありますw
そして、お二人の仲の良さといいますか、程よいイチャイチャ感とでもいいますか。
それがまた好きだったりしますw
猿之助さんの弁天小僧は最初可愛らしくて。
幸四郎さんの弁天小僧は美しい感じ。
そんな幸四郎さんと猿弥さんのコンビもまた軽妙なやりとりで。
それもまた素敵でした。
因みに…今月は上演されていませんが…。
実は…こんな感じの関係性ですw
今月の上演では、正体を見破られた弁天小僧と南郷が引き揚げますが…。
そのあと。
日本駄右衛門の計画によって、その夜5人は浜松屋へ押し入り金を出すように脅したものの。
上記の親子関係が偶然にも判明したことで、何をとるわけでもなく稲瀬川堤へと向かい…。
話が続いていきます
またいつか。
通し狂言で観たいなぁ、なんて。
さて。
歌舞伎を観て幸せになった、その夜は…。
WOWOWで放送されていた、コクーン歌舞伎【三人吉三】を満喫。
(白浪五人男と同じ、河竹黙阿弥作。)
勘三郎さん、本当に素敵です。
そして、福助さん、やっぱりいいなぁ、と。
声がまた素敵で。
櫓のシーンが鬼気迫る感じで。
芝翫さんもかっこよくて。
この御三方が揃う演目をまた観たかったなぁ、と。
改めて思ったのでした。
ではでは。
おやすみなさい