こんばんは。
突然ですが…。
行ってきました!
歌舞伎座、夜の部。
2回目

前回は偶数日。
今回は奇数日。
という事で。
「雷船頭」と「弁天娘女男白浪」の配役が違いました。
同じ演目でも、配役が違うだけでぜーんぜん変わってくるんだなぁ、と。
今回、改めて思いました。
その違いに関しては、また改めて…。
やっぱり今回も…。
【盛綱陣屋】に関して、書かせてください





本当はね、昨日観に行きたかったんです。
なぜなら…。
仁左衛門さんのお誕生日だったから









客席から…お気持ちだけでも、お祝いしたかったのですw
でも、その日は用事があり行けず、今日になったわけなのですが。
なんでしょ。
前回観てからそんなに日にちが経っていないのに。
勘太郎くんも眞秀くんも、前回以上しっかりとしていた、といいますか。
うまく表現できないんですが…。
兎に角、眼差しやら、演技やら…しっかりとしていたんですよね。
特に今回、大向こうの方が多くて。
(多い方が私は好きです
)

色んな場面で、タイミングよく威勢良い声がかけられていて。
勘太郎くんが登場して。
2分ほど、舞台の上での1人喋りがあるんですが。
そのいっちばん最初の喋り出しの時に。
ちょうど勘太郎くんが口を開けたくらいのタイミングで。
「中村屋!!」
と何人かから声がかかったんです。
そうしたら。
勘太郎くん、そのまま喋ることはせず、タイミングを待ってしっかりと台詞を言っていて。
その後も約20分、秀太郎さんや雀右衛門さんと共にお役をつとめていました。
眞秀くんも、仁左衛門さんのお声に、しっかり大きな声で返事をし。
堂々の登場。
舞台に立ち止まった時、眞秀君の背丈が、立て膝ついている孝太郎さんよりも小さくて。
ちっちゃなその体で、大人に混ざって演じているその姿は、立派でした。
眞秀君に関しては、花道に引っ込んだ後、再度登場し。
その後は舞台で胡座のままの状態が20分ほど続くんですが。
キョロキョロしたり動いたりすることもなく。
じっと、前で演じている仁左衛門さんを見つめていて。
(そんな風に見えました
)

くりっくりの目がきらっきらとしていました。
そして。
勘太郎くんも、やはり仁左衛門さんを見つめていて。
(役所として見ている部分もありますが)
なんだか。
その小さな役者さんの目に、仁左衛門さんはどう映っているんだろう。
なーんてことを考えながら、ワクワクしてしまいました

因みに。
眞秀君が演じているお役は、仁左衛門さんが小さい頃演じられていて。
勘太郎君が演じているお役は、仁左衛門さんのお兄様、秀太郎さんが演じられていたそうです。
将来は…どんなお役を演じているんでしょうね

秀太郎さんのブログ(【秀太郎歌舞伎話】)によると、眞秀君の将来の夢は「歌舞伎役者とサッカー選手」だそうです

ちなみに。
今日から舞台写真が販売だったので行ってみたのですが。
勘太郎君のお写真はまだ販売されておらず。
順次発売、とのことでした

ということは。
筋書きにも、そろそろ舞台写真が入りそうですね。
今月の筋書き。
表紙は綺麗な木蓮の花なのですが。
開いてみると…。
猫〜





かわいいにゃんこが下から見上げているんです♪
それにしても、私の汚い手w
一方、仁左衛門さんの手は、とってもお綺麗でした

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます!
見れば見るほど味わい深い、今回の【盛綱陣屋】。
また観に行くぞー。