こんばんは。。
今日はいい天気でしたね。
さてさて。
今日のように天気が良かった、とある日。
「スッキリ」コメンテーターの杉山愛さんと、愛さんのご主人と一緒に。
歌舞伎を観に行ってきました

愛さんは先月の浅草で、人生初めての歌舞伎を観たそうで。
とっても面白かったとのことで。
それなら、是非今月行きましょう、ということで。
今回ご一緒することになりました

普段誰かと歌舞伎を観に行く、ということがあまりないので。
こうやって誰かと一緒に観られるのはとっても嬉しかったです♪
今回観たのは昼の部。
まずは【義経千本桜】。
松緑さんのいがみの権太、すごくハマってました。
悪さを出しながらもどこか愛嬌があって憎めない感じ。
最後は切なくて。
奥さんと子供が引き連れられて花道へ行くのですが。
その時に子供が何度も振り返るんですけどね。
その時の…松緑さんの表情が。
また何とも言えない感じで。
菊之助さんも、前半の奉公人・弥助から維盛として振る舞う時の、表情や仕草がキリリとかわり。
その様子がまたどちらも上品で。
素敵でした。
【暗闇の丑松】は、もうね、菊五郎さんがかっこよかったといいますか。
薄暗い空間で繰り広げられていく、その様子に。
最初から最後まで見入ってしまいました。
救いのない部分もあるけれど。
菊五郎さんが演じているから、合間合間にユーモアさもあったりして。
76歳とは思えない力強さに、様になる褌姿。
花道をひっこむ時のその姿を最後の最後まで追ってしまいました

時蔵さんも63歳とは思えない、可愛らしさ。
そして、切ない表情がまた素敵でした。
でも、今回特に印象的だったのは、大詰の湯屋のシーン。
湯気に、桶の音に。
橘太郎さんのテンポよく動き回る感じ。
その裏では菊五郎さん演じる丑松が…。
あっという間に時間が過ぎていきました。
3つ目の【団子売】には芝翫さんと孝太郎さん。
お二人が団子売りの夫婦を演じるわけですが。
餅つきの時の孝太郎さんが、可愛くて、愛嬌たっぷりで

芝翫さんの表情も本当に豊かで。
餅を手に取り団子を作るその指先や動きを見ていると、本当のお餅を手にしているかのように見えました。
夜の部も良かったですが、昼の部もすっごく良かったです

愛さんもご主人も
「すごく面白かったね〜
」

と言ってくださり。
なんだか嬉しい





歌舞伎も、愛さんご夫婦の仲の良さも堪能できた数時間だったのでした。
そんな帰り道…。
いつもなら歌舞伎座を出て右に行くところ。
ぐるっと周りを散歩して帰ろうと左回りに歩いたら…。
何やら搬入中

もしや…もしや、あれは⁈
と思い近づいてみると。
「雷船頭」やら「傀儡師」、「稲瀬川」などの文字が…。
あれ、これはもしかして…。
(松竹HPより)
そう!
来月の舞台に使うものですよね⁈
昼の部の【傀儡師】や、夜の部の【雷船頭】。
そして、【弁天娘女男白浪】

【弁天娘〜】は個人的に好きな演目のひとつで。
私が歌舞伎を見始めた頃に、この演目が兎に角かっこよくて面白くて。
それで歌舞伎が好きになったということもあり。
愛さんにもおススメした次第です

だって。
幸四郎さんと猿之助さんが揃うなら…。
絶対に面白くなるに違いない、から

うー。
来月も楽しみです

ではでは。