こんばんは。


いきなりですが…。


歌舞伎好きの皆さん〜!


歌舞伎に興味はあるけれど、あまり馴染みのない皆さん〜!


そして、中々歌舞伎座や御園座、南座、大阪松竹座、博多座などへ行けない皆さん〜!


高麗屋のお2人…松本白鸚さんと松本幸四郎さんが、全国をまわりますよ〜爆笑



(松竹HPより)



こちら。


【松竹大歌舞伎】中央コース。


というもので。


3/31から4/25まで、【口上】、【菅原伝授手習鑑】、【奴道成寺】が上演されます。


会場となっているのは以下の場所。


埼玉県狭山市
茨城県取手市
神奈川県大和市
東京都武蔵野市
千葉県香取市
茨城県水戸市
静岡県静岡市
愛知県知立市
岐阜県多治見市
和歌山県和歌山市
大阪府岸和田市
兵庫県赤穂市
鳥取県鳥取市
島根県出雲市
山口県長門市
福岡県北九州市
福岡県久留米市
佐賀県佐賀市
大分県大分市


と、全国19都市を巡るそうです。
(会場詳細はHPをご確認下さい)


今日は午前中にその制作発表が行われたので、行ってきました!
(「スッキリ」での放送予定はありません)


基本的な内容については、ネット記事などに出ているのでそれ以外のことを照れ


まず、今回の制作発表は、お2人の人柄とユーモアに溢れた、とっても和やかな温かなものでした。






こちらのお写真からも伝わるかと思いますが…。


笑顔いっぱいの時間で。


集まった記者や関係者の方からも終始笑いがおきていました爆笑






そんなお二人が常に口にしていたのが…。


「歌舞伎を楽しんでほしい」

「歌舞伎に興味をもってほしい」

「歌舞伎を面白いと思ってもらえるよう努力したい」


ということ。






白鸚さんは…。


「今回は、それぞれ1日限りの公演ということで、まさに一期一会。その場その場を、そして、一瞬一瞬を大事に勤めなければと思っております。」






幸四郎さんは…。


「その1日で歌舞伎に興味を持っていただいたり、現実とはまた違う時間を楽しんでいただけるように勤めたいと思っております。
高麗屋なりの歌舞伎のおもてなしをさせていただきますので、多くの方にご観劇頂きたいと思います。」



歌舞伎座や他の劇場では出来ないことをやる。


この公演だからこそ出来る事をする。


その一つが…イヤホンガイド。






毎日、そのご当地ご当地に到着したら、そのご当地ならではのイヤホンガイドを幸四郎さんが収録するそうで。


そうすることで、幕間も楽しんでほしいとのことでしたニコニコ






さらに記者の方から、初めての方が楽しむ為のポイントを聞かれると…。


「どうご覧になっても結構なんです。歌舞伎を楽しんでいただければ、と。
色んな理由でお客様はいらっしゃると思いますが…。
では、最初の口上で歌舞伎とは、と言うことでお話をしましょうかニコニコ最初のご挨拶、口上で。
いやぁ、伺ってよかった。心しておきます。
初めてご覧になる方の為に、それぞれの演目の説明をしたいと思います。」


と白鸚さん。


お優しい、穏やかな表情でお話してくださいました照れ


【口上】は、「襲名したので宜しくお願いします。」といったご挨拶のようなもので。 


たま〜にアドリブのような内容で会場が笑いに包まれる事もありますw


なので今回の口上は…どんな内容になるのか…楽しみです!






そして幸四郎さんは…。


「歌舞伎は色んな見方があり、なんでもありと言いますか。それが漠然として1番難しい所でもあるんですが…。
今は典型的なナビ社会ですが、あえてナビをしないと言うのが歌舞伎の見方ではないか、と。
自分に興味のあるものを探しにきていただくような感覚でご覧頂くと面白く感じていただけるのではないかと思っています。」


とお話され…。


「お芝居というのはストーリーを追うというのが普通だと思います。もちろん今回もストーリーがあります。深い深いお芝居もあります。
でも、ストーリーを追う、という事だけではなく、色彩であったり…。
色彩と言っても、それは衣装であったり、道具であったり、メイクであったり、またカツラであったり、します。
音楽も生です。役者も生声で台詞を言います。音楽を、人の声を含めた音として楽しんでいただく、という事もあるんだと思います。」


と。


な、なるほど〜びっくりびっくりびっくり


そうか!


そうですよね!


と聞きながら、納得。


そして…。






「今回の演目といたしましては、女形ががとても少ない演目なんですけれど、男が女を演じる女形の不思議とということに注目をしていただいたり。
また、黒衣(くろご)と言う…黒は歌舞伎では見えないと言われております。が、黒を着れば見えないと言うわけではなく、見えなくなるような動きをしているので、見えなくなってしまうのですが…。
その黒衣を追っていただくというのも一つの見方かもしれません。
色んな味方を探しにくるような感覚で足を運んでいただけるとお楽しみいただけるのではないかと思っております。」


と、幸四郎さん。


な、なんと!


わかりやすい爆笑


確かに。


歌舞伎って、最初観だした頃は…。


今何をやっているのか、これはどんなお話なのかなどをイヤホンガイドで聞いたり、筋書きを必死に読んでいたけれど。
(今も筋書きを読んではいますが…。)


でも、いつの頃からか、それだけではない、自分の楽しみ方を見つけたと言いますか。


それからは更に歌舞伎が面白くなったような気がしますニコニコ






そんなわけで。


長くなってしまいましたが。


皆さんも色んな楽しみ方、自分なりの楽しみ方を捜しに行ってみてはいかがでしょうか?


それにしても…。


白鸚さんの優しさや、幸四郎さんのユーモア、そしてお2人のサービス精神⁈が光った時間でした爆笑



ではでは。



*追加*


そういえば。


去年一年間襲名興行で一緒にいる時間が長かったと思いますが、その中で新たな発見などはありましたか?


という質問があったのですが…。


幸四郎さんが語ったお父様の凄い所が面白くて爆笑


それは…。


「(襲名で)名前が変わりますと、色んなものを変えていくことにはなるんですが…。
メールアドレスをですね。父は【高麗屋】と、もう幸四郎の時からだったんですが、私は【染五郎】というアドレスにしていたので…w
そっか、やっぱり凄いなと。変えなくていけるようなものを最初から…先見の明というものがあるんだな、ということを。
やはり、凄いなと。そして、私の今のアドレスは…【染五郎】でございますw」



素敵ですラブラブラブ