こんばんは。
いゃあ、なんでしょ。
さて。
昨日、私が歩いて向かった先。
それは…。
泉岳寺‼︎
ホットケーキを食べながら、池波正太郎さんの本を読んでいたら、泉岳寺という文字がさらりと登場しまして。
【いうまでもなく、この寺には赤穂浪士四十七名の墓がある。それを見たいとおもったのは、芝居や映画などで観た[忠臣蔵]が頭にしみこんでいたからだろう】(「散歩のとき何か食べたくなって」より)
むー。
行きたい!
と思ったわけです。
ここは、1702年12月14日、吉良邸に討ち入った赤穂浪士達が向かった場所。
泉岳寺の浅野長矩の墓前に吉良義央の首級を供え、仇討ちの報告をしたそうで。
山門脇には大石内蔵助の像が。
これは【当時の風俗である元禄羽織を身につけ、連番状を手にして東の空(江戸方向)をじっとにらんでいる姿を表したもの】だそう。(HPより)
その先へ進んで行くと…。
【血染の石】とのこと。
そして、階段をのぼっていくと…。
赤穂浪士のお墓が。
「忠臣蔵」は見たことあるけれど、お墓がこのような形で泉岳寺にあること、恥ずかしながら知りませんでした。
私。
今でもね、ここを訪れる人は耐えないそうで。
毎年、討ち入りのあった日には【赤穂義士祭】が行われ、多くの人が訪れるようです。
それを知り、今年は絶対見に行くぞ~!
と、心の中で誓ったのでした。
そして、帰ってすぐに「忠臣蔵 風の巻 雲の巻」を見まして。
いやぁ、泣いちゃいました。
中井貴一さん演じる浅野内匠頭が切腹する場所へと向かう時。
誰も会えない状況下で。
高橋悦史さん演じる高橋源五右衛門が木(多分、桜の木)の陰から、じっと主君を見つめていて。
それを見た夏八木勲さん演じる多門伝八郎がね、「あそこに、いるよ。」とは教えられないものだから…。
「春の名残の桜でござる」
と、桜の木を見るよう促すわけです。
それで片岡源五右衛門に気付いた浅野内匠頭が…。
「ただ、無念じゃ」
と残し歩いていく。
いゃあ、なんでしょ。
言葉じゃうまく伝えられない!
もうね、ここで涙溢れてきて。
後半もね。
泣きました。
渡辺謙さん演じる赤垣源蔵が討ち入り前にお兄さんに挨拶に行くところとか。
仲代達矢さん演じる大石内蔵助が古手川祐子さん演じる瑤泉院のもとへ挨拶に行くところなど。
男泣きですよ!
胸熱くなりました。
でも、このドラマ。
放送された当時は小学6年くらいだったのに。
すご~く印象深いものだったんですよね。
だから。
【忠臣蔵】を描いたドラマは多いけれど、真っ先にこのドラマを探して見たわけです。
改めて見てみると、やっぱりいいですね。
出てる役者さんも、本当にいい!
お話の最後にね。
中村吉右衛門さんも出てくるんです♪
その吉右衛門さんよ言葉を聞いて…。
私、今日は15kmほど歩いてきました~!!
その詳細はまた明日。
知らないことを知る。
楽しいことですね。
長くなってしまいましたが…。
素敵な週末をお過ごし下さいませ~。