3月11日に起きた、東日本大震災から1年半。


今回、「スッキリ!!」の取材で、震災当初に陸前高田市で出会った方を、改めて訪ねることができました。


皆さん


「お久しぶりです。覚えてますか?」


とご挨拶すると、


ほんとうに、ニコニコ迎えて下さり。


でも、その笑顔の裏には、やはり色んな不安や心配を抱えていて。


瓦礫は撤去されたものの、処理が進んでいなかったり、仮設住宅からその先へ中々進めなかったり…。


準備や計画などは行われ、着工しているものもあるのですが、それがすぐに完了するわけでもなく。


そんな中、お話を聞いた皆さんがおっしゃっていたのが…。


「なんにも変わってない」


ということ。


瓦礫の撤去、という点では変わったかもしれないけど…。


仮設住宅の数も以前よりは増えたけど…。


それ以外はほとんど変わっていない。


以前の生活を取り戻すためには、まだまだ時間がかかる、とのこと。


ボランティアの数も今はだいぶ減っているようです。


「このままゆっくりゆっくり復興していたら、いつかここが忘れられてしまうんじゃないか。」


とも、おっしゃってました。



そうならないよう、そして、復興に向けて少しでも早く前へ進めるよう、今改めて出来ることをしよう。


いや、しなければいけない、と思いました。


私に…そして、あなたに…皆さんに出来ること。