突然ですが…。


沼田まほかるさんの「猫鳴り」の後半部分…。


涙が止まらなくなりそうで…。


読めません。







後半部分と言っても…。


残り10頁ほどなんですが。


半分を過ぎた辺りから涙が出てきて。


これ以上呼んだら、絶対止まらない、と思って。


その先の頁をめくることができません。


多分ね。


実家のごんと重ねてしまうから。







我が家にやってきてから、約20年。


人間で言えば100歳近く。


そのごんが、最近元気がなくご飯も食べなくて…。


病院に連れていくと、腎不全とのこと。


でも、この年齢であれば仕方ない、というか当たり前というか。


注射を打ってもらって、ここ数日はご飯も食べるようになったのだけど。


祖母のことが大好きで。


いつもそばに寄り添って。


一緒に育ってきた、ごん。


そんなごんを、本の中の猫と重ね合わせてしまう。


だから…。


頁がめくれない。


そこに書いてあることが、現実になってしまいそうで。



少しでも良くなりますように…。