選挙。選挙。選挙。
今は、どの局でも選挙報道をしていますね。
だからこそ、同じものを扱っているからこそ、どの局を選ぶのか。
視聴者の方々の、その選択が重要になってくるわけですが。
選択。
つながりで・・・。
電子書籍といわゆる「紙」といわれる本。
前者が本格的に普及しはじめたら、人はどちらを選ぶのでしょうか?
(電子書籍と共に発売された、この本。
電子書籍で読んだら・・・また違った感覚なのかな?
内容は・・・やっぱり、面白いです。京極夏彦さん。)
キンドルに加え、i Padが日本に上陸し、
出版社も続々と電子書籍事業参入の声が上がる中・・・。
読者はどんな選択をするんだろう。
先日、取材で「東京国際ブックフェア」を訪れ沢山の書籍を目の前にし、
コレが電子書籍化されたら・・・・。
なんだか味気ないなぁ・・・って。
勿論ね、便利なことや有益なこともたくさんありますよ。
でもね、個人的な意見としては、本の匂いやページをめくる紙の感覚。
好きなんです。
でもでもね、電子書籍、i Padで言えば、字も拡大できるし、音も出る。
今までになかった新しい「本」の感覚が味わえるわけですよね。
それはそれで、新鮮なわけで。
(今回取材させていただいた「Discover21」の干場社長。
明るく気さくで、とってもステキな方でした)
出版社の方に話を聞いてみると、
同じ本があった場合、どちらかを買うのではなく、
「紙」と電子書籍、双方購入する方もいるそうです。
旅行に行くときは電子書籍、など。
また、電子書籍で読んで気に入った結果、本を購入、という人もいたり。
でも、この先電子書籍を「書籍」として与えられた子供達は、
「本として残しておきたい」
そういう感覚はわからなくなってしまうんでしょうね。
それはそれで、ちょっと寂しかったり。
その一方で児童書籍というのは、
中身が飛び出したり、手触りだったり、色んな工夫がされていて。
それを電子書籍で再現するには・・・。
まだ、難しいのかな、と。
なんだか長くなっちゃいましたが・・・。
人って便利なものを創り上げ、それを選んでいくわけで。
でも、それによって失われてしまう、そのものの「良さ」もあるわけで。
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こういうのは、やっぱり本としてとっておきたい、かな。
と思う私です。
でね、この本、すごくいいです。
思わず、頬が緩んでしまう、というか。
特に室生犀星さんと虎猫のジイノ。
その写真がめっちゃくちゃ、イイんです