儘ならぬ身や寒月の母と子と

昨日は朝からの母の電話で始まった。

デイサービスでのマッサージの後身体が痛くて首や背中が思うように動かないこと、食事の準備もできなくてご飯を食べてないことなど、蚊の鳴くような弱々しい声で訴えていた。

奈良と熊本、なかなかこうした事態にすぐには対応できない。

取り敢えず近所のスーパーに電話して弁当の宅配をお願いした。

しばらくするとご飯を食べた母から元気な電話があったが、夕方にはまた変化して、もうしんどくてダメだという。来週の自分の誕生日は迎えられないと弱気な事を口走っていた。

結局、救急車を呼んで病院に行くことになった。

こうした時には、近所に住む友達が大きな支えとなる。本当にありがたいことだ。

夜、大阪の妹を経由して母の状態が伝わってきた。

少し落ち着いてきたという。

安心したが、88歳になる母には一人での生活が難しくなったことを実感した。

夜空には細い月がくっきりとして浮かんでいた。



レンチンで作っただし巻き卵(インスタから)

今度母に作ってあげよう。