乳癌⑽(長い夜) | 本日も心は晴天なり

本日も心は晴天なり

旅が好き、花が好き、カメラが好き、
そんな気ままな自由人のひとりごと

手術の日、

面会時間終了の7時になったので、

みんな帰りました。

 

 

私はまだ眠くて、またウツラウツラ・・・・。

 

 

傷の痛みはほとんどなくて

鈍痛があるだけ。

これには救われました。

 

30代の頃に手術を経験したことがあって、

その時は激痛で一晩中痛みにうなされたので、

痛みがほとんどないっていうのが嘘のようです。

 

 

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看護師さんが何度も様子を見にこられます。

そこで目が覚めて、

「あ~よく眠った。もうすぐ朝かな。」

看護師さんに時刻を聞くと

「9時半ですよ。」

と言われ

 

 

え~~~まだ消灯の時間にもなってないの~~!!

 

とびっくり!

 

 

それからは麻酔も完全にきれたのか

逆に目が冴えて眠れません。

 

 

点滴の管、導尿の管、酸素吸入の管、

ドレーンの管、心電図の線などで体をつながれ、

寝返りも打てず、腰が痛くなってくるし、

お腹もつっぱるし・・・

 

 

尿は取ってもらっているはずなのに

残尿感があってトイレに行きたいように感じるし・・・・

 

 

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早く空が白んでこないかと窓の外を見るけれど、

闇に包まれたまま。

時間が止まってしまっているのではと思われるくらい。

 

 

入院中、この眠れない夜が一番辛かったです。

 

 

この時に主治医の言った

「同時再建すると3日間は動けません。」

という言葉を思い出して

つくづく温存手術にしてよかったと思いました。

3日間もこの状態なんてとても耐えられませんあせる

 

 

結局一睡もできずに

長い長い夜が明けました。

 

 

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朝の6時に心電図酸素吸入の管を外してくれました。

朝食前に点滴の針が抜かれ、

朝食後に導尿管が抜かれ、

残るはドレーンだけになったので

歩くこともできるようになったし、身動きも楽になりました。

 

 

ほんとうに長い、長い、長い、長い、長い夜でした汗