手術の日、
面会時間終了の7時になったので、
みんな帰りました。
私はまだ眠くて、またウツラウツラ・・・・。
傷の痛みはほとんどなくて
鈍痛があるだけ。
これには救われました。
30代の頃に手術を経験したことがあって、
その時は激痛で一晩中痛みにうなされたので、
痛みがほとんどないっていうのが嘘のようです。
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看護師さんが何度も様子を見にこられます。
そこで目が覚めて、
「あ~よく眠った。もうすぐ朝かな。」
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看護師さんに時刻を聞くと
「9時半ですよ。」
と言われ
え~~~まだ消灯の時間にもなってないの~~!!
とびっくり!
それからは麻酔も完全にきれたのか
逆に目が冴えて眠れません。
点滴の管、導尿の管、酸素吸入の管、
ドレーンの管、心電図の線などで体をつながれ、
寝返りも打てず、腰が痛くなってくるし、
お腹もつっぱるし・・・
尿は取ってもらっているはずなのに
残尿感があってトイレに行きたいように感じるし・・・・
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早く空が白んでこないかと窓の外を見るけれど、
闇に包まれたまま。
時間が止まってしまっているのではと思われるくらい。
入院中、この眠れない夜が一番辛かったです。
この時に主治医の言った
「同時再建すると3日間は動けません。」
という言葉を思い出して
つくづく温存手術にしてよかったと思いました。
3日間もこの状態なんてとても耐えられません
結局一睡もできずに
長い長い夜が明けました。
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朝の6時に心電図と酸素吸入の管を外してくれました。
朝食前に点滴の針が抜かれ、
朝食後に導尿管が抜かれ、
残るはドレーンだけになったので
歩くこともできるようになったし、身動きも楽になりました。
ほんとうに長い、長い、長い、長い、長い夜でした