もともと関心のなかった万博に行ったのは、バイオリンの先生の言葉がきっかけでした。


"オーストリア館でモーツァルトが愛用していたバイオリンが展示されていて、それを演奏もしてくれるらしい"


実際には特別なイベントでの披露で、通常の展示ではなかったようですが


モーツァルトのバイオリンだけでも見に万博に行ってみたいな、という気持ちが高まったのは事実です。


その言葉がなければ絶対に行っていませんでした。


なので、バイオリンの先生には感謝です。


大阪・関西万博は、私にとって忘れがたい、本当に貴重な体験になりました。


回ったパビリオンは、


1日目(13日)
チェコ、オーストリア、ルーマニア、コモンズD


2日目(14日)
フィリピン、モザンビーク、コモンズC、ハンガリー、ポーランド、コモンズA、アメリカ、


3日目(15日)
クウェート、ハンガリー、ドイツ
大屋根リング散歩、トルクメニスタン、スイス、ポルトガル


で、13のパビリオンとコモンズ3館と、お盆の混雑した期間だったことを考えても、結構回れたのではないかと思います。Kさんのおかげで人気の館も体験できました。


万博って行ったらハマりますね。今は万博ロスです。


私がよかったなと思うパビリオンの順位は


1位 ハンガリー館
2位 オーストリア館
3位 ポルトガル館
4位 ルーマニア館


ピアノやバイオリンは練習が嫌いで普段、全然弾かないから音楽が好きかどうかわからない、チェコ科を出たのにチェコ語全然できないから語学好きじゃないかも、とか悩んでたけど、


"なんだ、私、音楽好きじゃん。言語好きじゃん"


と、自分を再発見するきっかけになりました。


印象的だったのは、感動の大きさはパビリオンの大きさではなかったということ。


もちろん各パビリオン、それぞれ個性的で趣を凝らしていて素敵でしたが、


コモンズに入っている中にも印象に残る館がいくつもありました。


感動の度合いは個人差があって、私がいいなと思わなくてもすごくよい評価だったり、その逆もあったりしたので、


それぞれが思い思いに楽しむのがいいと思います。


ちょっと面白いなと思ったのが、いろいろな国の人を見られたこと。


普段、街中で外国人を見かけてもどこの国の人と判別することは難しいですが、


万博ではそれぞれの館のスタッフは基本的にその国の人です。


その人たちがその国を代表しているわけではありませんが、なんとなく雰囲気は伝わるし、出身がわかってさまざまな国の人を見られたという点では面白い体験でした。


また、ほんの一部のパビリオンとコモンズ館を回ったに過ぎませんが


世界には大小さまざまな国があるということ、


文化も価値観もさまざまであるということを肌で感じることができました。


あと、それぞれの国の最新のテクノロジーを紹介する展示を見ていると


"万博なんてどこも自分の国が一番だと思って、一番いいところを見せているだけ"


と、たまたま列に並んでいた時に話をした人が言っていた言葉も一理あると思いましたが、


日本はこれからは一部の優秀な人たちだけではなく、もっと普通の一般の子どもたちの教育、特にITや言語(国語を含む。つまり思考力)の教育に力を入れていかなければ世界に置いていかれるのでは、という危機感をすごく持ちました。


2、30年前のままで止まっていた多くの国々のイメージが、よい意味での驚きとともにアップデートできたのはとてもよかったです。