フジコ・ヘミングさんのドキュメンタリー番組を見ました。


彼女が生きている時、私の知っている人たちの評価は二つに分かれていました。


彼女のコンサートに行って涙を流すほど感動したという人たちと、彼女は過大評価されているという人たちと。


私はこのふたつの評価に戸惑いを感じ、いつもどちらが本当なんだろうと思っていました。


行こうと思えば、コンサートに行く機会もありましたが、


実際には仕事を休んで行かなければならず、私にとってその選択はなかったと思います。


ただ、ドキュメンタリーを見て感じたことは、一度でも生の演奏を聞いておけばよかったということです。


大きなチャンスを逃したと思います。


彼女の魂が今は安らかであることを祈っています。