私が "道" と呼んでいる農道は、270歩も歩けば終わってしまうような短い小道で、
私の散歩は、特に最近は、
この道と並行している別のルートに抜けて、同じコースを何度もループしているに過ぎません。
けれど、道の前に立つ時はいつも新鮮な気持ちになるし、
足を踏み入れるごとに、別の美しいものが目に留まります。
先日、朝、道に張り出した木々の枝の下を歩いていると、葉がハラリと落ちてきました。
気がつくと、ハラ、ハラ、とまた落ちてきます。
その光景に思わず、足が止まりました。
ただそこに通っているだけで心が癒されるこの道は、
自然のリハビリ施設のようなものです。

