「風と共に去りぬ」を今、上映しているので、「モーリス」を劇場で見逃した悔しさもあり、またいつ機会があるかわからないので観に行くことにしました。
何回もテレビで観ている作品でもあるし、最近は番組欄で見かけても観る気が起きなかったのですが、劇場でやるなら話は別。
テレビの画面で観るのとどう違うのだろうという興味もあり、月曜日を待って出かけました。
上映が始まるとまず驚いたのが、スクリーンに何も映らない序曲の部分があり、真っ暗な中、何もすることもなくただ延々と音楽を聴いていなければなりません。
けれどそれが、「風と共に去りぬ」の世界に誘われる装置であり、タイムスリップへの入り口なのでした。
現在とは違う映画鑑賞の雰囲気に早くもうるうるし始め、
タイトルが大きく画面に現れると、感極まって涙が、とやはり劇場での体験は非日常です。
超有名な作品なので感想は割愛しますが、全て見終わっての感想は
やはり私にとってのこの映画のクライマックスは、第一部ラストの、スカーレットが戦乱で荒れ果てたタラの地で陽に染まった空をバックに、" 家族に二度とひもじい思いはさせない、二度と飢えに泣きません" と神に誓うシーンなのでした。
第二部は、スカーレットとレット・バトラーのあまりに度重なるすれ違いが、観ていてつらいです。
観る前は心配だった4時間もの上映時間も退屈する間もなくあっと言う間の短さで、80年も前の作品なのにどうやって撮ったの?と驚くばかりの迫力のシーンの連続でした。
今、観てさえそう思うのに、戦後、初めて日本で公開されたときには、当時の日本人にはどんなに驚きだったでしょう。
もう見飽きた、と思っていた「風と共に去りぬ」でしたが、実際に観てみると知らないシーンがたくさんありました。
というか、家では別のこともできるし、注意散漫で覚えていないのでしょう。ストーリーもかなり忘れていました。
そして、観始めてまず感じたのは "英語が聞き取れない" でした。
後半、少し慣れましたが、やはり英語の勉強をしないとなぁ、原作も読んでみたいな、と別の刺激ももらいました。
明後日のチケットを買い、今度は字幕を見ないで楽しんでみようと、終曲が真っ暗な劇場で流れる中、立つこともできず、考えてました。
