(前回の続き)
電車は途中、中部天竜、大嵐(おおぞれ)、平岡で電車待ち合わせのため停車。そのたびにホームに出て気分転換しましたが、視界の悪い車窓から一転、景色がクッキリするのが新鮮でした。大嵐、平岡では次の駅が秘境駅なのに、停まらなくて残念、と思いましたが、それは仕方ないですね。
秘境駅は誰も降りないし、自分が降りるわけでもないのにドアを開けられないので、わずかな停車時間を窓から眺めるだけでよく見ることはできませんでした。ただ雰囲気は味わえたし、実際にその場を通過しただけで満足です。
実際、飯田線に乗車して感じたのは全体的に生活の場にある路線だということ、秘境というほどの秘境ではないこと、人が生活して利用してこその鉄道なので、それは当たり前だなぁということでした。(実際に秘境駅に降りてみれば印象も変わると思いますが)
それより私にとって一番、秘境を感じたのは、一時停車した大嵐駅や平岡駅でした。電車を降りるとすぐ目に飛び込んできた黒々とした大きなトンネル、霧がかった山々、雨が上がった後の水分を含んだ空気、長く伸びていく線路、二つの駅で、これぞ、ザ・夏休みという気分を味わいました。
天竜峡で電車を乗り換え、これより先はあまり車窓に目をやることもなく、そのうち夜になり、20時前に終点岡谷に到着。
すぐに乗り換えて、ここからは本当に帰るだけの移動の旅にになりました。
夜中近く、車を駐車していた駅に到着。長い列車の旅が終わりました。
楽しい3日間でした。
でも、さすがにしばらくは列車には乗らなくてもいいかな、って感じです。
秘境駅ランキング第3位、小和田駅。
古びた駅舎までは見えませんでした。
隣にいた人がドアを開けてくれたので便乗して撮影。静岡県、愛知県、長野県の県境が近くにあることを示す標識が見えます。














