熱海泊2日目。
ホテルの朝食をゆっくり
楽しみながら、
その後、熱海駅に戻り、
バスでMOA美術館へ。
MOA美術館を訪れるのは
これで3度目ですが、
今回の企画展が葛飾北斎の
「富嶽三十六景」と聞いて、
正直、” 北斎か~”、
という感じでした。
でも、せっかく
熱海を観光しているのに、
行かないのも心残りなので
訪ねることに。
以前、家族旅行で立ち寄った
思い出の場所でもあり、
何よりあのエスカレーターに
もう一度、乗って見たかったのです。
2度も行ったことがあるのに
鑑賞した作品のことは覚えておらず、
ただ秀吉の黄金の茶室と
長い長いエスカレーターだけが
記憶に残っているのでした。
記憶の中では、登りながら
遠くに海がみえる
エスカレーターでしたが、
実際にはまるで
地下を登っていくように進み、
展示室の階で
大きく展望が開ける造りでした。
イメージがごっちゃに
なっていたようです。
葛飾北斎ですが、
お盆休みのせいか予想以上に
混んでいました。
予定がつまっていたので
早くも後悔し始めましたが、
仕方がないので列に並び
ようやく作品を目にしましたが、
不思議と目が吸い寄せられます。
紙の質感、緻密な線、
計算された構図、繊細な配色、
今まで何度も印刷で目にし、
美術番組で解説を聞き、
見飽きた感さえあったのですが、
見覚えのある絵が
まったく違った絵に見えるのです。
葛飾北斎)
他の人もじっと見入っていましたが、
私も同じように見入りました。
見終わった後は、
快い興奮と
充足感がありました。
やはり本物は違う、
と言えば調子よすぎますが
最初に ”えー、北斎?” と思った
浅はかさを恥じます。
北斎の展示を出ると
歌川広重の展示へと続きましたが、
なぜか広重の絵を見たとたん、
色がたくさんだなぁという印象を
受けました。
歌川広重)
改めて写真を見直すと、
北斎もわりと色彩豊かなのに、
なぜそんなことを感じたのでしょう。
ともあれ、続けて見ると
違いはよく感じますね。
MOA美術館の次は
中伊豆へと向かいます。
オブジェも。
揺らぐ日々の中に 果樹園 - 変位
橋本真之)







