興味深い動画を見ました。



ノルウェーのオーディション番組に
出場した当時7歳の少女が、
審査員を始め会場の聴衆を感嘆させ、
一躍その存在を知られた一年後、



フランク・シナトラの
名曲をカバーした時の様子でしたが



ちょっと
感じるものがありました。



彼女の歌には、何かヒトの心を
動かすものがあります。



子どもとしてはずば抜けた
歌唱力。



大人のシンガーと比べたら
多少、荒削りだけど、
その分、可能性も感じさせます。



プロとアマの領域の
危うい均衡というか、



安定と不安定の絶妙なバランス
が、かえって聴衆を緊張させ、
何の危なげもない歌い方よりも
感動を伝えるのでは、というのは
私の個人的な感想です。



これと似たことを以前、
感じたことがありました。



同じようなイギリスの
オーディション番組に出場し、
一躍、有名になった
スーザン・ボイル。



彼女の歌を
初めて聞いたとき、
  


それは、まさに衝撃的でした!!



無名時代にレコーディングした
「Cry Me A River」を聞いたときも
ホントにすごい、と思い、
繰り返し繰り返し聴いていました。



ヘンに心を揺さぶられる
何かがあったのです。
プロの歌手にはないような。



彼女が歌い始めると
ボイル自身とは違う別の人格、
別の情景が現れる、というような
不思議な感覚もありました。



けれどCDを買ったりするうちに
なぜか、だんだん興味が薄れて
いきました。



あくまで個人的な感想ですが、
歌い方が洗練されていくにつれて、
フツーに歌が上手い人に
なっていったような気がしたのです。



(当時、そんな話をしていた時、
わかる気がする、と言っていた
知人がいました)



単に歌が上手い人、というなら、
彼女くらい歌える人は他にもいる
ような気がします。



今回、ノルウェーの
アンジェリーナ・ジョーダンという
少女の歌を聴いたとき、



” すごいなー ”



と思いながらも、
このまま彼女のよさを残しながら
大人の歌手に成長してくれたら 
いいな、とも感じていました。



ところで、彼女の歌を聴いた時、
別のことも考えてました。



例えば、その少女がある特徴的な
発音や発声をすると、特に、
自分の心が強く反応するので、



それが ” 感動 ” という感覚に
つながってるのではないかな、と。



母語にはない音を持つ
外国語を話す時、
相手に内容が伝わるようにとは
意識しますが、



響きの快さを伝えよう、とは
フツー考えないのでは?



話す内容に関わらず、
その言語に独特な音や話者の声質、
抑揚などに気を配ることで、
相手の心、または自分の心が
動かせるとしたら、



外国語学習で
そういったことを意識しながら
話す練習をしてみるのも
面白いんじゃないかな。。。



くだらない思いつきですが、
そちらが本題です 笑





フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(アンジェリーナ・ジョーダン8歳)



* 画像は1999年のものではありません


二曲目が開けないときは、  
一度閉じてから開いてみてください