さて、この前、週末に京都旅行へ行ってきた。

 

東本願寺。真宗大谷派の本山寺院である。いやぁ、何度来ても本当に壮麗。

 

こちらは東本願寺の飛地境内地の庭園である渉成園。回遊庭園や複数の茶室などがある広い瀟洒な日本庭園である。国の名勝。

 

さて、お次は旧三井家下鴨別邸。三井家は豪商と知られた名家である。その三井家11家の共有の別邸として建築された。三井家は、北家当主が1896年、南家当主が1910年、室町家当主が1915年に男爵を叙爵し華族に列した。日本三大財閥となり日本経済を支えたが、戦後に財閥解体されている。本邸宅は大正期までに整えられた近代和風建築として重要文化財に指定されている。

 

慈照寺。銀閣寺である。有名なこちらの建物は観音殿である。国宝。

 

慈照寺。池の向こうに見えるのは東求堂で、国宝である。わびさびを感じる。金閣寺よりも和を感じる。

 

京都国立博物館。ジョサイア・コンドルの弟子の片山東熊の設計である。フレンチルネサンス様式とバロック様式が取り入れられたレンガ造りの建築である。ペディメントには、美術・工芸を司るである「毘首羯磨(びしゅかつま)」と「技芸天」を配するなど日本的なモチーフも取り入れられている。辰野金吾の重厚で堅牢な表情のデザインとは違い、片山東熊はフランス建築の影響を受けて、優美なタッチとなっている。

 

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お宿は定宿の「エクシブ京都 八瀬離宮」。