映画を趣味にと思いつつ、仕事が忙しいやら、資格取得に時間を取られてなかなか映画鑑賞に時間が割けていないのですが(社会人って思いのほか忙しいですよね~)、今年の視聴本数は86本でした(人生での視聴本数は1385本になりました)。明日、明後日で1~2本観るかもですが。

 

さて、ブログ主が今年観た作品の中で、5点満点中4点以上の作品から順位を決めました。完全に主観であり、異論は受け付けません( ´艸`)。なお、リバイバル上映作・過去作をネット視聴した作品やオペラは除きますが、但し日本劇場初公開作品は含むものとします。

 

〔個人的ベスト映画 2023〕

第01位 怪物(4.8点)

第02位 逆転のトライアングル(4.8点)

第03位 エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス(4.5点)

第04位 幻滅(4.5点)

第05位 キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン(4.3点)

第06位 聖地には蜘蛛が巣を張る(4.3点)

第07位 悪い子バビー(4.2点)

第08位 ソウルに帰る(4.0点)

第09位 大いなる自由(4.0点)

第10位 ノースマン(4.0点)

[ノミネート:生きる(4.0点) ・バービー(4.0点)・スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(4.0点)]

 

まず、是枝監督の「怪物」は文句なしの第1位。私の視聴映画の中でも指折りの名作だ。「逆転のトライアングル」も名作だったが、個人的な趣向で1位を「怪物」とした。4.5点は同店だったが、ストーリー展開や映像の斬新さで「エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス」を第3位にした。「幻滅」も凄い印象深い。「キラーズ・オブ・フラワー・ムーン」と「聖地には蜘蛛が巣を張る」も同点だが、演技や映画の完成度で前者を上位としておいた。「悪い子バビー」はもともと94年作だが、日本初公開だったが、あまりにも斬新さに舌を巻いた。埋もれている名作ってあるのだなと思い知らせてくれた。ただ気持ちが良い作品ではないので第7位。4.0点の作品は混戦でしたが、個人的趣味、斬新さ、新規性、内容の重みなどで勝手にランク付けしました。細かく説明しろと言われてもフィーリングなので無理です笑。

 

さて、上記ランキングには漏れたが、上記以外でも鮮烈な作品が多い。5つだけ挙げておこう。

・「イニシェリン島の精霊」(3.9点)

・「すべてうまくいきますように」(3.9点)

・「TAR ター」(3.9点)

・「燃えあがる女性記者たち」(3.9点)

・「首」(3.9点)

 

特に印象的なのはオゾン監督の「すべてうまくいきますように」。安楽死を扱った映画であるが、非常に心に残り、人生の終わり方について考えさせられる名作である。安楽死を考える上での題材としてほしいぐらいの作品。そのほか、インドの被差別階級の女性記者を描いたドキュメンタリーの「燃えあがる女性記者たち」も力強い作品で印象深い。年末で印象的だったのはやはり北野武監督の「首」。実話を題材に、仮説とユーモアを交えていて、興味深かった。映画は視野を広げてくれる良いツールだなと思う。

 

2024年もいろんな映画を楽しめればなと思っております^^