さて、名古屋旅行の最終日。午前中はヤマザキマザック美術館を訪問。工作機械メーカーであるヤマザキマザックの創業者である山崎照幸が収集した美術品コレクションを公開展示している美術館である。ロココ美術など、18世紀から20世紀のフランス美術を中心に、そのほかアールヌーボー時代の家具やガラス工芸も展示している小規模な美術館である。ヤマザキマザックという会社は知らなかったが、機械工作系メーカーのようだ。美術館は小規模ながら大変に上質だった。ヴァトー、ドラクロワ、ブーシェ、ボナールなど著名な画家の作品を所蔵している。
このシャンデリアが照らし出す空間づくりがとても上質。まるでフランス貴族の館を思わせる。
※写真は撮影可能エリアのもののみ。
さて、美術館の後は旅行の目玉のブルース・リュウのピアノコンサートだが、こちらは記事を分けたい。愛知県芸術劇場の前にガラスの大屋根「水の宇宙船」なる建造物があったので登ってみた。立体型公園で空間づくりが面白いと思った。
中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)も望める。
さて名古屋を旅したのはこれで2度目だが、かなり楽しめた。名古屋飯は美味だし、観光名所もそれなりにある。新幹線のぞみで東京駅から1時間40分程度でかなり旅行先としては良いと思うのだが。それにしても名古屋は訛りがある人や関西弁の人も多く、ネット空間が拡大する昨今だが、やはり文化圏というものはあるんだなと思った。







