7月4日に行われた東京都議選。世田谷選挙区(定数8)で、8位で初当選を果たした自民党の土屋美和都議(43)に、学歴や居住地を巡る詐称疑惑があることが「週刊文春」の取材で分かった。(中略)確かに経歴は煌びやかだ。中でも目を引くのが〈ニューヨーク大学経営大学院修了〉。選挙前は自身のホームページやパンフレットなどでこう謳っていた。「スターン・スクール」の通称で知られるニューヨーク大学経営大学院は世界屈指の名門ビジネススクールだ。土屋氏は都庁記者クラブの調査票にも2009年に同大学院を修了したと記載。当選後も新聞などでそう書かれている。だが土屋氏の学歴については不可解な動きがあった。「告示前のチラシにはそう書いてあるのに、選挙公報では聖心女子大卒になった。自身のホームページにも選挙前は明記していたのに、現在は削除されている」(前出・自民党関係者)-文春オンライン
自民党の土屋美和都議に経歴詐称疑惑が浮上している。名門ニューヨーク大学経営大学院修了が虚偽だった可能性があるという。実際、大学院側は文春の取材にかかる都議が、学位をとったり、授業を受けていたりした記録はないというから嘘なのだろう。さらには世田谷区への居住実態も怪しいようだ。ちなみに、虚偽事実の公表は、公選法第238条2の立候補に関する「虚偽宣誓罪」に抵触する可能性があるので、もし該当すれば当選無効である。
免停中に人身事故を起こした木村都議(LINK)も堂々と議員の座に居座っているが、都議会議員全体の資質が問われそうである。戸田市議会議員になったスーパークレイジー君は当選無効になったが(LINK)、なかなか地方議会は荒れている。荒れているというよりメディアの発達で地方議会も目を向けられてきたというのが正しいのかもしれない。
一方、中央政界では西村大臣の発言が炎上し、謝罪・撤回する羽目になった(LINK)。さらに岸田派が政治資金パーティで秘書5人が新型コロナに感染しクラスターとなった(LINK)。さらには、穴見衆議院議員は、飲食店で飲酒していたというから呆れてしまう(LINK)。国民には自粛を要請しながら議員はパーティや飲酒というのは到底理解が得られまい。これで五輪がきっかけでオーバーシュートが起きた場合、自民党は秋の国政選挙は絶望的だろう。