カナダ滞在に関する記事は「ソクラテスのカナダ留学記」に管理上分けておりましたが、留学が終わりましたので、こちらのブログに統一させていただきます。ご報告になりますが、無事に帰国し、日本での生活に順応しようと頑張っております。とりあえず、早急に転職活動を開始して、落ち着いたらまた勉強を徐々に再開していこうと思っております。

 

カナダ留学終了後に、実は友達に会いにヨーロッパにも行ってきました。その際にトランジットしたので、トルコ・アラブ首長国連邦にも立ち寄りました。その記事を記録として書こうと思います。経由としては「トロント出発 ⇒ イスタンブール1泊 ⇒ ベルギー3泊 ⇒ アムステルダム半日滞在 ⇒ アブダビ半日滞在」という感じです。

 

まずは、トルコについて。

 

◆ トルコ - イスタンブール

 

トランジットで23.5時間滞在でした。空港を出て、ホテルに滞在しました。

 

トルコはもともと中央アジアのテュルク系の民族の国でしたが、王朝が数多滅亡を繰り返しています。15世紀にビザンツ帝国が滅ぼされるまではキリスト教圏でしたが、オスマントルコ帝国に滅ぼされて以後、イスラム圏になっています。かつてオスマントルコは広大な領土を誇る帝国で、1850年頃の人口は3500万人程度で強国でしたが(日本もその当時同じ人口規模なのを考えると日本すごい)、徐々に衰退。ボスポラス海峡という海上貿易の要衝をおさえている重要国で、中東諸国の雄である。ロシア南下政策に対抗するために西欧諸国の支援を受けていたが、独裁的なエルドアン政権下で孤立化しつつあります。人口は世界19位(8000万人)、GDPランキングでは世界17位の大国ですが、一人当たりGDPは日本の4分の1程度にとどまっています。イスタンブールは1400万人の大都市で、地下鉄等もありとてもモダンな都市になっています。

 

有名な観光地「ガラタ塔」です。高さ66.9mで、私の時は閉まっていましたが、昼間は上に登れてイスタンブールを一望できるそうです。周辺は飲食店もあってとても良い雰囲気ですが、丘にあるので、歩いていくのが大変。タクシーがおすすめです。
 

ホテルからの朝焼けです。港町なのでカモメが多いですね。とっても綺麗です。ちなみに、ボスポラス海峡を境にして、向こう側はアジア、こちら側はヨーロッパ側になっています。トルコは、地理的にアジア・ヨーロッパの分岐点にあるんですね。

 

朝のアヤソフィアです!デカいですね。残念ながら閉館日でした。ここらへんに日本語で話しかけてくる人がいますが、こういう人についていくと高い店に連れてかれてボラれるので要注意です。トルコ滞在中に5~6人に話しかけられましたが、「忙しいから~」「友達と待ち合わせあるから~」と言って適当に退散。

 

 

こちらはアヤソフィアの正面にあるブルーモスクの内部です。とても美しいですね。ただ半分以上が工事中でした。

 

 

こちらは東ローマ時代の大貯水槽で、「イスタンブール地下宮殿」と呼ばれています。

 

 

トプカプ宮殿。15~19世紀までオスマントルコ帝国の君主の居城です。かつてのオスマントルコの繁栄を偲ばせます。内部は結構広いですが、こちらからの景色は素晴らしかったです。カフェもあって景色を眺めながら楽しめます。

 

 

結構時間が余ったんので、「グランドバザール」にも行ってきました。トルコ風の商店街ですね。

 

 

内部はこんな感じでところせましとお店が並んでいます。意外と客引きがいなかったです。

 

 

半日観光を終えて、空港のラウンジで「トルコビール」。エフェスが有名ですが、あんまり風味もないし、炭酸も弱めでキレもないし、ちょっと個人的には微妙だったかも。そしてビールくれといったら、なぜか2本も提供してくれた笑。無料だからいいんですが。
 
イスタンブールは治安も良いし、食事もおいしいし、物価も安めなので、オススメ。トランジットで1日滞在でも、主要観光地は巡れます。ターキッシュエアラインは全体的に品質が良く(デルタより良いと思う)、また利用したいなと思いました。