明けましておめでとうございます。2017年の年明けは海外で迎えた。年末年始を海外で過ごすのは人生初である。行ってきた場所はマカオ・香港。夏にも行ったが、なかなか良かったので再訪。前回は香港がメインだったが、今回はマカオがメイン。といっても、自由に動けるのは3日で、1日は香港に日帰り旅行したので、せわしなかった。4日からは仕事である。
 
下の写真は今年オープンのパリジャンマカオ。パリをイメージした施設で、メインロビーには巨大な噴水があり、定期的にショーを行っており、廊下にはシャンデリアが輝く。まさに豪華絢爛。だいたい一泊2万円ちょっとぐらいで泊まれるらしいので、おすすめ。部屋数は3000室あり、巨大な劇場、カジノ、ラグジュアリーブランドが立ち並ぶショッピングモールも併設したIR(統合型リゾート)である ― ちなみに日本でカジノ合法化が議論されているが、130か国以上でカジノは合法的で日本は周回遅れどころではない。今回の宿泊先はパリジャンマカオの向かいにあるシェラトンだったが、こちらは一泊1万数千円。家族向きのホテルで家族連れが多くて騒がしいが、新興エリアのコタイ地区のメインストリートにあり、立地は良いのでおすすめ。ただスタッフの態度などは値段相応で、高級ホテルにはなりきれていない印象。高級ホテルであれば一泊数万円になるがリッツカールトン・フォーシーズンズ・コンラッドなどが良いだろう(これでも他の大都市で泊まるよ3~4割は安い価格)。MGM・リスボア・永利などの定番ホテルも評判が良い。
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高級ホテルの永利(立ち寄っただけだが....)。コタイ地区ではなく、世界遺産などがあるオールドマカオの中心街に立地。豪華だがとても品が良いし、スタッフの対応も質が良く、高級ブランドのショップもそれなりに揃っていてなかなか良い。落ち着いた大人の雰囲気を求めるならお勧め。

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MGMも定番中の定番ホテルだが、アメリカのラスベガスにもカジノを持つ豪華な外資系カジノホテル。永利にもほど近い。永利よりも派手だが、パリジャンマカオなどに比べれば控えめ。日本人にも人気のホテル。一緒に行った友達の友達が働いているので訪問してみた。バーのみ利用したが、スタッフの対応も一流ホテルという感じ。

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リスボアはマカオのカジノ王のスタンレーホーの最初のカジノ。新しいリスボアには前回いったが古い方は初めて。コタイ地区に超豪華で大規模な統合型リゾートを建設中。古いほうのリスボアは外観が微妙だが、下記の写真の通り内観は見事。規模は小さいが高級感は抜群。立地もマカオのど真ん中で世界遺産エリアにも近い。地下には回遊魚という娼婦がうろついているらしく、そこも昔ながらのマカオらしい(ホテル公認らしい)。世界遺産にも近いし、マカオのど真ん中なので、観光にも至便。

 

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コタイ地区にあるスタジオシティのカジノ入口(内部は当たり前だが撮影禁止)。オールドマカオのほうは日帰り観光客や成人が好きそうな雰囲気だが、コタイ地区はカップルや家族連れ向けの施設が多い。ショーなどもあり、家族できても楽しい施設ではある。ただお隣のパリジャンやベネチアンマカオに客を取られている印象。ただ空いていてショッピングやグルメには良いと思う。

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媽閣廟(マーコミョウ)はマカオ最古の寺院。略称はマーコウで、これがマカオの語源だという。線香の煙がすごいが、お隣には海洋博物館もあり、一度は訪れるべき寺院である。

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官也街は小さなお店が並ぶコタイ地区のストリート。ポルトガル料理の店が多く異国情緒を感じられる。金色に輝くギャラクシーマカオの隣りに位置する。前回はノーマークだったが、今回行って気に入った。寺院もあるので観光にも良いし、お土産の買い出しにも最適。コタイ地区にお越しの際はぜひ。

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マカオタワーからの景色。左手はマカオ、右手は広東省。資本主義と社会主義が川を隔てて存在しているのは興味深い。マカオタワーはバンジージャンプも楽しめる。マカオ全体を一望できるタワーで、マカオの代表的な観光スポットである。

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マカオと香港の間はフェリーで1時間。特に難しい手続きもなくスムーズに行き来ができる。往復しても6000円前後ぐらい。今回はYick Fat building(イ・ファ・ビルディング)を観たくて訪問。こちらはリーマントラベラーの記事を読んで訪問を決定。フランス人の写真家に紹介され、トランスフォーマーなどの撮影にも使われた団地。現在でも使用され、一階のお店に生活感を感じる。ただの団地だが常に数人の観光客がいる観光スポットである。香港とマカオは1時間なので延泊してでも絶対に日帰りで観光することをお勧めする。

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というわけで、2017年もブログの執筆をしていきますので、本年もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。