東本願寺から西本願寺へは徒歩で15分ほど。東・西に本願寺があるが、教義は同じだが、政治的な問題で分裂したらしい。東本願寺のほうが建物が大きく見応えがあるが、建築が新しいので、世界遺産に指定されておらず、指定を受けているのは西本願寺の方である。銀杏の葉が落ちて黄色い絨毯になっており美しい。
京都の街を歩いていると、洒落た建築を発見。龍谷大の建物である。龍谷大は関東では名を聞かないが、関西圏では有名らしい。1639年に起源を持ち、1922年に大学に昇格している伝統ある仏教の大学である。中央の建物は、石造りに見えるが木造で、石は貼り付けられているだけの「擬洋風建築」。日本の文明開化の様相を示す重要な建築で重要文化財だという。門はイギリス製。
教王護国寺(東寺)。こちらも「古都京都の文化財」として世界遺産に指定。五重塔は、京都の街の空を切り取り、特徴的なスカイラインとなり、重要な古都京都の景観の一部となっている。
こちらの石庭が見事なのは東福寺。日本ほどに石を重視した庭園文化のある国はあるまい。
東福寺の紅葉。JRの「そうだ、京都行こう」のCMにも取り上げられていた。紅葉はあまりにも有名だが、夏の新緑もまことに見事だという。ぜひ今度は夏に来たいものである。
こちらも東福寺の紅葉。だいぶ散ってきているが、まだ楽しめた。赤の絨毯。チャンイーモウの映画「HERO」にもこうした紅葉のシーンがあるが、それを思い出した。
こちらは妙心寺。狩野探幽の「雲龍図」がある。「八方睨みの龍」といわれ、見る位置や角度によって龍の動きや表情が変化するように見える。あまりにも見事な龍であるが、こちら見学は時間指定になっており、お寺の方が解説してくれる。長いと20分ほど待つことになるが、待ってでも観る価値はある。698年につくられ、吉田兼好の「徒然草」にも登場する名鐘も法堂にある。
狩野光信の鳴き龍とも知られる蟠龍図のある相国寺。鳴き龍というのは手を叩くと、法堂内の反響でまるで龍が鳴いているように聞こえるからそう呼ばれる。こちらの蟠龍も妙心寺同様に見事であった。建仁寺にも双龍図があり、お気に入りであるが、今回は行かなかった。相国寺は写真を撮り忘れたのだが、相国寺のために駅を降りたらそこは同志社大だった。相国寺の隣に同志社大はあるのだ。同志社大は新島襄が起こした大学で、キリスト教プロテスタント(会衆派)系の大学である。”系”とわざわざつけたのはこちらは伝道を目的にしておらず、神学部もあるが、ミッションスクールではないからだ(元ノンキャリ外交官で作家の佐藤優もここ出身)。神学部も、関学の神学部や上智の神学部のように、神父・牧師の養成を目的としていない。私も受験を考えたが、就職などを考えて受験を控えた。別にここにいってたら別の人生があったわけだから、そっちの人生を歩んでみてもよかった。写真はクラーク記念館で重要文化財。レンガの建築が立ち並ぶ美しいキャンパスで、東京でいうと立教大という感じだろうか。
こちら京都の鴨川沿いの先斗町。小道にずっとお店が並んでいる。お客さんは、特に外国人が多い。京都の夜を楽しみたいならおすすめである。
短い旅だったが、良い旅だった。京都は定期的に訪れたい街である。
ぜひ次回は夏の京都を楽しみたい。










