衆院選の結果が出て、自公が3分の2を超えて圧勝。民主党は野党第一党の党首が落選という憂き目にあったが、全体では議席を伸ばし健闘。維新の会も1議席増やした。なんと共産党は3倍の議席を取得し躍進。社民・生活などは2議席。こんな中、壊滅したのは次世代の党だった。19議席あったのがたったの2議席にまで激減してしまった。さらに第三極の雄だった渡辺喜美も落選し、半世紀続いた父子の渡辺王国も崩壊した。
次世代の党は自民党より保守を自称し、ネットでの情報発信をして、保守層の取り込みを図ったが、いかんせん知名度が低く、おまけに引退寸前の高齢の議員が多く、票の取り込みには失敗したようだ。田母神、石原新太郎という大物も落選した。おそらく自民党かどっかの党に吸収されるだろう。
それより現実味が帯びてきたのは憲法改正である。個人的には9条の改正には賛成である。よく9条改正で徴兵制が復活!とかいう人がいるが、内閣法制局の見解は、徴兵は憲法18条違反なので、9条だけ改正しても徴兵は無理。だいたい無人戦闘機が空爆を行ってる時代に素人を集めてちょっと訓練したところで徴兵コストで財政を逼迫するだけだし、おまけに少子化で人手不足なのに徴兵なんてしたら、その分だけ労働供給を減らすので労働賃金を押し上げてしまい、企業経営を圧迫してしまうので、政策的にもあり得ない。中国が強大化しているなか、パワーバランスをとるには、憲法9条の改正は必要だろう。
