映画ドラマ見放題のHuluというサイトがある。よくCMでもやっているやつである。2週間無料なので再登録してみた。以前も登録したのだが、別のメアドとクレカで登録したら大丈夫だった。月額933円である。とりあえず、以前よりも内容が充実している。人気映画も増えているのでその点はグッド。とはいえ、本数はかなり限られているし、最新映画はない。しかし、暇な時にBGMでかけておく程度としての品揃えはある。あと、英語字幕が出るのがいい(古い映画は対応してないけど)。英語のリスニングの勉強になる。個人的に良いと思うのは、海外ドラマが充実している点だ。米国の会社なので当たり前か。例えば、プリズンブレイクはSeason4まであって、DVDで借りると、1枚100円としてseason1だけで1200円かかる。まとめてみたいなら、Huluで観た方がコストがかからない。Huluならアカウント1つで、スマホでも観れて便利


個人的に嬉しかったのが、昔観ていた「ダークエンジェル」が観れたこと!懐かしい。電磁波テロですべての電子データが失われた近未来。米国政府の極秘研究で、遺伝子操作で強靭な戦士としてつくりだされたが、子供の頃に施設を脱走。その主人公が追っ手と戦いながら、手助けしてくれる男と恋に落ちながら、混沌とした社会で他の仲間を探していくという感じの話。ただ残念なのが第2シーズンで打ち切られてしまったこと。というのも、第2シーズンの時に、9.11が起こり、テロを扱った本作は台本の大幅な改定を強いられたのだ。1シーズンでは行政や警察も腐敗している設定で、カオスの社会で強く生きる主人公という感じが、2シーズンでは政府がいきなり健全化して登場。テロに戦う強い政府という構図にしないと批判がきたのだろう。本作は9.11の影響で話の腰が折れてしまって、2シーズンは主人公と遺伝子操作で生まれた愉快なミュータント達みたいなよく分からないストーリーになってしまった。ただ、人気作品だったので、一応、原作とは違うものの、小説版として話は完結している。ただ、意外とアホな結末らしく、Amazonで中古で買ったがまだ読んでないで放置してある。暇が出来たら読む予定。


話がややズレたが、Huluの場合、昔のドラマをちょっと観たいという需要にも満たしてくれる。最近はニュースもメディア配信を行っている。この前観たのはNHKの「クローズアップ現代」。見ようと思っていたのに、見逃してしまった回を観てみた(NHKオンデマンド:https://www.nhk-ondemand.jp/index.html )。1回あたり108円で1日観れる。無料で放送してた25分の映像がこの価格って・・・。どうしても観たい作品だったのでとりあえず購入。さすがNHK、世間感覚を逸しております。他にも映画見放題などのサイトは多い。最新映画対応ならU-NEXTがいいみたい(http://rankingjapan.com/u-next/c_02/?cid=D31312&sesid=dk0VRP7znM )。16日無料。ただ月1990円は高い。ツタヤなら100円の中古DVDレンタルで20枚分だが、1か月で20本も観れないからコスパ悪い。とりあえず、Huluの無料期間終わったらこっちに切り替えてみようと思う。


それにしてもメディアがすごい多様化してるのに、いまだにテレビがあるだけでNHKの受信料が強制徴収されるのが理解できない。個人的にはNHKの番組とか嫌いじゃないけど、高い。いまは親が払ってるけど、たぶん院修了して一人暮らししたらTVは買わない。NHKの衛星契約の場合、さっき高いといった、U-NEXTの方が安い。ニュースは観ないのか!って高齢者に怒られそうだけど、いくらでもニュースはネットで読めるし、産経新聞はiPhoneアプリで無料で読めるし、テレ東は経済6番組が500円で見放題。NHKはコスパが悪い。クラシック音楽の番組はありがたいけど、別にyoutubeでいくらでも観れる。そんなにNHKが重要なら国営化して無料放送にすればいい。いまでもNHKの国際放送はiPhoneアプリで無料で観れる。元官僚の岸さんのいうようにNHKはスクランブル化すればいい(http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121109/ent12110907430001-n1.htm )。日本はIT化が遅れている。道徳の必修化なんてアホなことを政府は言ってるけど、統計とかIT、英語の授業を増やした方が絶対に日本には良いと思う。ちょっとした需要を市場に変える、市場開拓を育む環境が日本にあるのかといえばNOな気がする。

ダーク・エンジェル―スキン・ゲーム (角川文庫)/角川書店