2012年に京都市で日本酒で乾杯を推奨する条例が可決された。日本酒で乾杯する習慣を広めることで、日本酒の普及を目指すらしい。罰則規定はない。減少する日本酒の消費に歯止めをかける狙いらしい。他の自治体でも条例制定が進んでおり、佐賀県議会では満場一致で可決されたらしい。
日本人は何で乾杯するかまで行政に指示されないといけないほど判断能力に欠く低レベルな国民なのだろうか。何で乾杯しようが個人の自由であり、行政が口を出す問題ではない。日本酒業者の利益をなぜ行政が保護するような条例を制定する必要性があるのか意味が分からない。日本人なんだから日本酒を飲むべきだという感情論を持ち出されると妙に納得してしまうかもしれないが、行政が日本酒乾杯を推奨することは、一方においてワインやビールなどの業者の利益を損なっている。たしかに日本酒の消費量が減少しているのは事実だが、日本酒の業者は消費量が減少しないような営業努力を行っていたのだろうか。自らの営業努力の怠慢を棚に上げて、行政の助力で利権を保全しようというのであれば、その姿勢はいただけない。こんな条例を制定する地方議会の程度もたかがしれている。地方議員の給与カットなどの生産的な議論をしてはいかがだろうか。
日本人は何で乾杯するかまで行政に指示されないといけないほど判断能力に欠く低レベルな国民なのだろうか。何で乾杯しようが個人の自由であり、行政が口を出す問題ではない。日本酒業者の利益をなぜ行政が保護するような条例を制定する必要性があるのか意味が分からない。日本人なんだから日本酒を飲むべきだという感情論を持ち出されると妙に納得してしまうかもしれないが、行政が日本酒乾杯を推奨することは、一方においてワインやビールなどの業者の利益を損なっている。たしかに日本酒の消費量が減少しているのは事実だが、日本酒の業者は消費量が減少しないような営業努力を行っていたのだろうか。自らの営業努力の怠慢を棚に上げて、行政の助力で利権を保全しようというのであれば、その姿勢はいただけない。こんな条例を制定する地方議会の程度もたかがしれている。地方議員の給与カットなどの生産的な議論をしてはいかがだろうか。
