「司法試験合格率、初上昇25.1% 2102人合格」今年は8387人が受験し、過去最多の2102人が合格。合格率は昨年まで5年連続で過去最低を更新していたが、今回は昨年を1.6ポイント上回る25.1%となり、初めて上昇に転じた。合格者は21~63歳で、平均年齢は28.54歳。男性は1557人、女性は545人。06年の試験開始以降、今年は受験者数が初めて前年を下回ったことも、合格率の上昇につながったとみられる。受験資格は法科大学院修了者に与えられるのが原則だが、経済的事情で進学できない人などのために始まった予備試験の合格者も今回から初めて受験した。受験者85人のうち58人が合格。合格率は全体の平均を大きく上回る68.2%だった。[朝日新聞デジタル2012.9/11]

まず、合格された方、おめでとうございます。下がり続けていた司法試験合格率は少し上昇し25%ととなり、受験者の4人に1人が合格したことになります。とはいえ、途中で法科大学院を中退する人や(文科省の指示で進級要件が厳しくなっている)、受け控えする人もいるので、実際は法科大学院に入学した人の人数で合格率を出すともっと低くなるはずです。なお、合格者数も過去最多だそうです。とはいえ、当初の計画では合格率7~8割・3000人合格を目指していたのですから目標にははるかに及びません。それでも、去年は2割が就職できませんでした(「弁護士の卵、就職難 修習後の未登録、過去最悪の2割」朝日新聞デジタル;http://www.asahi.com/job/news/TKY201112150759.html)。合格者数が増えれば、それだけ就職にあぶれる人が出てくるだけでしょう。法科大学院に2~3年通っても、4人に1人しか合格せず、合格しても2割が就職できないのです。買い手市場で新米弁護士の給与水準は下がるばかり。

それにしても予備試験の合格率が68.2%ってすごいですね。法科大学院って一体全体何のために存在してるんでしょうか。法科大学院で高額の学費を払って2~3年勉強しても合格率25%、予備試験は7割合格。予備校通って予備試験を目指すのが一番賢明な選択でしょう。予備校なら100万円で授業+答案練習が受けられます。法科大学院は司法試験対策の授業は提供していないので本当に受験資格を得る以外に行くメリットはありません。受験勉強は予備校でやるのが効率的なのです。こんな機関に血税を投入するなど無駄そのもの。三振制度もおかしいですし、受験資格も早急に撤廃すべきでしょう。