「ベネッセコーポレーションは小学5,6年生と中学生の保護者を対象に実施した中学校の武道必修化に関するアンケート調査の結果を発表。武道を取り入れた体育の授業に対して「不安がある」と答えた保護者は7割以上に上った。その理由については、「ケガをするかもしれない」が78.7%で最多となり、「武道を指導できる教員がいるか」も75.8%を占めた。」
--アメーバニュース(http://news.ameba.jp/20120718-452/)

武道必修化で多くの学校で設備的な問題などから柔道が導入されるが、柔道は死亡事故発生率がほかのスポーツよりも著しく高く一部の識者などから問題視されている。なお、「全国柔道事故被害者の会」(http://judojiko.net/news/364.html)という組織も結成されている。柔道を頭を打つことも多く、死亡にいたらなくても半身不随とか寝たきりになる人もほかのスポーツより多い。

武道必修化のために無駄な予算が組まれ財政的な負担が増えた。また武道必修化のために講習を受けなければならないなど教師の負担も重く、またいざ事故が発生した際に学校が責任追及されるリスクも拡大した。おまけに柔道着は支給ではないので購入しなければならない。低所得層が拡大する今日、なぜ家計の負担を増やすのか。おまけに体育は8領域すべてやらないといけないので、武道にあてられるのはおおよそ10~13時間だけ。受身を覚えて終わりだろう(必修化する意味はあるのか)。おまけに保護者の8割近くが武道必修化に不安というのでは一体誰のための政策なのかわからない。

おまけにダンスまで必修化されたがヒップポップだとかモダンダンスなどを選択する学校が多く、40~50代の体育教師は困惑しているという。文科省のHPには、伝統文化の尊重だとか礼儀を身につけるために武道を必修化するとあるが、ダンスの導入目的は見当たらない。ダンスを必修で教える意味が全くわからない。

ちなみに、この意味不明な教育改革をしたのは安倍元首相。安倍元首相は、この不可解な政策の後始末をどうつけるつもりなんでしょうか。政治家は現場を知らないのにその自覚がなく、自分のトンデモない思いつきを具体化してしまうのが恐ろしい。武道必修化は戦前のカリキュラムの復活的な意味合いが強いと指摘されている(つまりは徴兵復活への布石)。いまだに保守派の政治家とかは戦前にノスタルジー感じて徴兵だとか夢見てるようだが頭が古過ぎ。頭の中身をアップデートしてください。