以前、クーリエジャポン(2011/3月号,pp.30)に紹介されてた記事を読み返してみた。記事のテーマは「脳トレ」。
これに挙げられている脳トレは以下だ。
1・楽器の演奏
2・日光を浴びる
3・脳に弱い電流を流す
4・ブルーベリーを食べる
5・適度なランニング
6・静かに瞑想
1の楽器の演奏だが、楽器の演奏は記憶力、言語力、共感力などを磨くという。楽器の演奏すると楽譜を覚える必要性がある。また、曲想を理解する際に共感力が磨かれるようだ。2だが、日光によって物を捜す能力や計算能力が向上するらしい。まだメカニズムは未解明。3はスタンフォード大での実験結果をもとにしているが、自宅ではできないのでコメントを控える。4だが、ブルーベリに含まれるフラボノイトが脳に良いらしい。だが、特定の食品を食べる偏食は良くない。結局、バランス良い食事が一番だろう。5だが、運動によって脳に酸素が送られ、脳の機能が高まるらしい。ただ行き過ぎた運動はよくないので注意。6だが、仏教徒への調査だが、瞑想の後は記憶力が高まるらしい。こうみてみると、かなり常識的な内容が多い。結局、音楽・スポーツを楽しみ、適切な食事、瞑想して落ちつける時間を持つことが脳に良いのだ(体にも良い)。
しかし、日本だとペーパーテスト偏重で、机にかじりつく勉強がいまだに重要視されている。すでにある答えをひたすら覚えるのである。そして、ペーパーテストの正答能力だけが頭の良さと考えられがちだ。そしてこれが社会的成功に導くと信じられている。しかし、アメリカの調査によると、IQ(知能指数)よりも、EQ(こころの知能指数:共感能力などをいう)の方が社会的成功との関係性が強い。日本のように受験に必要な科目をひたすら勉強するというのは実は子供の共感能力などEQの発達を阻害しているのかもしれない。欧米では、芸術などを尊ぶ傾向があるという。芸術を通して机にかじりつく勉強以外の能力を発達させるのだ。日本の暗記型勉強による選別は、工業化するには適していたが、現在では産業構造が変化したことによって有効性を失ってきているのである。また、日本の場合は戦後の人口爆発のせいで個別的な人物評価が不可能だったという理由もあろう。学歴のコモディティ化が進む中、芸術分野などの教養を重視する傾向が強まっている。頭を良くするというと、ペーパーテストを連想するが、現在求められている頭の良さとは、共感能力とか創像能力などだ。リベラルアーツが近年になって日本でも注目されているが、決して偶然ではないのである。
==参考==
・「僕は君たちに武器を配りたい」瀧本哲史(著)
・「天才!成功する人々の法則」マルコム・グラッドウェル(著)
・「クーリエジャポン(2011,3月号)」
これに挙げられている脳トレは以下だ。
1・楽器の演奏
2・日光を浴びる
3・脳に弱い電流を流す
4・ブルーベリーを食べる
5・適度なランニング
6・静かに瞑想
1の楽器の演奏だが、楽器の演奏は記憶力、言語力、共感力などを磨くという。楽器の演奏すると楽譜を覚える必要性がある。また、曲想を理解する際に共感力が磨かれるようだ。2だが、日光によって物を捜す能力や計算能力が向上するらしい。まだメカニズムは未解明。3はスタンフォード大での実験結果をもとにしているが、自宅ではできないのでコメントを控える。4だが、ブルーベリに含まれるフラボノイトが脳に良いらしい。だが、特定の食品を食べる偏食は良くない。結局、バランス良い食事が一番だろう。5だが、運動によって脳に酸素が送られ、脳の機能が高まるらしい。ただ行き過ぎた運動はよくないので注意。6だが、仏教徒への調査だが、瞑想の後は記憶力が高まるらしい。こうみてみると、かなり常識的な内容が多い。結局、音楽・スポーツを楽しみ、適切な食事、瞑想して落ちつける時間を持つことが脳に良いのだ(体にも良い)。
しかし、日本だとペーパーテスト偏重で、机にかじりつく勉強がいまだに重要視されている。すでにある答えをひたすら覚えるのである。そして、ペーパーテストの正答能力だけが頭の良さと考えられがちだ。そしてこれが社会的成功に導くと信じられている。しかし、アメリカの調査によると、IQ(知能指数)よりも、EQ(こころの知能指数:共感能力などをいう)の方が社会的成功との関係性が強い。日本のように受験に必要な科目をひたすら勉強するというのは実は子供の共感能力などEQの発達を阻害しているのかもしれない。欧米では、芸術などを尊ぶ傾向があるという。芸術を通して机にかじりつく勉強以外の能力を発達させるのだ。日本の暗記型勉強による選別は、工業化するには適していたが、現在では産業構造が変化したことによって有効性を失ってきているのである。また、日本の場合は戦後の人口爆発のせいで個別的な人物評価が不可能だったという理由もあろう。学歴のコモディティ化が進む中、芸術分野などの教養を重視する傾向が強まっている。頭を良くするというと、ペーパーテストを連想するが、現在求められている頭の良さとは、共感能力とか創像能力などだ。リベラルアーツが近年になって日本でも注目されているが、決して偶然ではないのである。
==参考==
・「僕は君たちに武器を配りたい」瀧本哲史(著)
・「天才!成功する人々の法則」マルコム・グラッドウェル(著)
・「クーリエジャポン(2011,3月号)」
