東京の美学―混沌と秩序 (岩波新書)/芦原 義信


新・都市論TOKYO (集英社新書 426B)/隈 研吾


東京という都市についての本を2冊を読書。

関東大震災、第二次世界大戦など幾多の苦難によって東京はその表情を変えてきた。徳川時代の江戸、明治維新によって西欧化を試みた帝都東京、焼け野原から復興しコンクリートジャングルと化した東京、そして今日の世界最大のメガシティとしてのTOKYO。

東京の景観は無秩序と言われる。しかし、治安の良さ、交通網の整備などは世界でも有数。東京という都市をどのように観るのかは人による。ヨーロッパのような美しい都市の方が良いという人もいれば、モダンな建築が多い魅力的な街だという人もいる。私はどちらかというと後者。

これからも東京の発展が楽しみ。三菱一号館美術館の復元や東京駅の改修工事など、貴重な建築の復元・修復が最近盛んに行われていますが、貴重な建築が将来に引き継がれるのは非常に重要だと思う。建築は歴史や思想を形として次世代に引き継ぐので。その意味で、最近になり歴史ある日本の建築を懐古したり、都市景観の重要性が意識されるようになったのは良い傾向だと思う。中国にGDPで抜かれ、日本は経済成長も一段落したので、日本のこれまで軌跡を考え直す、そういう時期なのでしょう。

ふと思い出したが、ヘーベルハウスのCMで「空気清らかで心も洗われる山の中 でもやかましくてごちゃごちゃでわくわくするよ僕の街 ただいまって叫んだ3回も 都会の3階建てはヘーベルハウス」というCMソングがある。「やかましくてごちゃごちゃでわくわくするよ僕の街」が日本の都会(東京)をよく表現していると思う。

ヘーベルハウスのCM