学生の論文でインターネット文献をそのままコピペする例が後を絶たない。これに対応し、コピペした可能性を判定するソフトを開発した教授もいるようだが、いたちごっこは今後も続き、決してなくなることはないだろう。
検索エンジンの頭脳・機能が変化し、Googleの被リンクの多さ判定ではなく、オリジナル度の高さ、発表時期の古さによって重み付けがされたらどうなるだろう。コピペ問題の直接的な撲滅にはつながらないが、他人を真似ず、あくまで独自研究をすることの価値が評価される切っ掛けにはなる。世間で日の目を見るはるか前から持論を訴え続けた人の権利を守る力にもなることだろう。
時間の差分による継続性・一貫性の評価にもつながる。同じサイト・ページであっても、いつでも書き換えて訂正できるのはネット媒体のメリットでもあるが、信頼性とは反比例の関係にある。もし、今の検索エンジンのキャッシュデータを時間の差分まで管理できるようになれば、都合よく書き換えることが場合によってはリスクになったり、誰が本当に最初なのかを証明することすらできるかもしれない。
特許を先願主義とするか、あくまで先発主義とすべきか議論の余地はあるところ。しかし権利をどちらに与えるにせよ、「誰が一番なの」「元祖」の担保となる情報の管理が新たな価値ビジネスにつながる可能性は大きい。