成功するためには、最後までやり遂げる必要がありますが、
最後まで正しくやり遂げるためには、「仕事」の正体について明確にする必要があります。
前回の記事では、「成果」の正体について明らかにしましたが、
今回は「仕事」の正体について明らかにしたいと思います。
『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則/P.F.ドラッカー/上田惇生訳』(以下 同書)
のP58では、
「仕事とは、一般的かつ客観的な存在である。それは課題である。存在するものである。
したがって仕事には、ものに対するアプローチをそのまま適用できる。
そこには論理がある。それは、分析と総合と管理の対象となる」
と定義されております
同書のP58では、分析について
「仕事の分析とは、基本的な作業を明らかにし、論理的な順序に並べること」
と定義されています
言葉を変えると、目標を明確にしてタスクに分解すると言うことですね。
また、同書のP58では、総合について
「ここの作業を一人ひとりの仕事に、そして一人ひとりの仕事を生産プロセスに組み立て」
と定義されております
上記で定義されたタスクの担当を決めると言うことですね。
そして、同書の同じP58では、管理について
「予期せざる偏差を感知し、プロセスの変更の必要を知り、
必要な水準にプロセスを維持するためのフィードバックの仕組みが必要である。」
と定義されております
タスク毎に評価して、フィードバック出来るようにする必要がると言うことです。
仕事をやり遂げると言うことは、目標(所謂 達成基準/成果)をすり合わせ、タスクを明確にして、
タスクの途中経過をどのように評価するかを擦り合わせると言うことです。