日経平均は26年ぶりに2万3千円を突破したのですが、1日に800円以上の荒い値動きがあったりと、自民党が圧勝した衆院選の10月後半から連騰している株価が、少し、先の見えない状況になっております。

 

 現在の状況は果たして天井なのか、踊り場なのかを、検証をしてみました。

 私の結論としては、現在の状況は株式市場は踊り場であり、日銀がETFに購入するタイミングをうかがっている状況にあると思います。年内にかけては2万3000円~2万5000円を試す展開になると予想しております。

 

1.出来高や売買という観点から

 今の相場では、海外勢が買い、国内勢が売っていますが、株の下落局面で、日銀が買いに入れば、国内勢はそこを底とみて、買いあがってくることが予想されるので、現在の相場は調整局面と予想できる。

  • 国内組にとっては、2万2000円という長く透明の天井だった、壁を突破したことから、割高感が出たものと思われます。
  • 一方、海外勢からすると、企業業績が良いにもかかわらず、PERが低く抑えられている日本株は割安に映っているようです。
  • また、海外勢からすると、世界経済が持続的に成長している中、出遅れ感のある日本株は割安にみえるのでしょう。
  • 日銀はETF購入をすることを宣言しておりますが、株価が一定程度株安になると、日銀が買い支えるという安心感があります。

2.金融政策から

 日本の金融政策は引き続き緩和的であり、野党の自滅から、安倍一強が確定していること勘案すると、黒田総裁は再任されることも予想され、今の金融政策が続き、緩和マネーが株式市況に流れ続けることが予想されます。

  •  日銀はマイナス金利を据え置き、緩和幅は拡大していないものの、引き続き日本の金融政策は緩和的であることに変わりありません。
  • 日銀はETFを一定額購入することを約束しているため、株の下落局面では、日銀が最後の買い手になるという安心感がマーケットにはあります。
  • 米・欧の中央銀行は、徐々に緩和フェーズから、緩やかではあるものの、引き締めフェーズへと金融政策は移行しているため、円安/ドル・ユーロ高方向であることが予想されます。
  • 尚、為替相場が円安に振れれば、日銀の政策目標である、物価上昇2%の達成も早まるものと予想されます。
3.攪乱要因(地政学リスク)
 日米韓中による、北朝鮮の封じ込めには、ある程度の効果があったものと考えられ、東アジアでの軍事衝突のリスクは相当下がったと考えらます。
  • トランプ大統領の訪日、訪韓、訪中に合わせて、何かしらの挑発行為をするかと思われた北朝鮮が、メディアを使った情宣だけで、軍事的な挑発を何もしなかった。
  • 前回の国連決議による制裁が、相当、彼の国を苦しめているか、いい加減観念したかのどっちかと予想される。
  • よって、真正面からの軍事衝突のリスクは相当下がったと考えられ、株式市況にとっては、地政学的リスクが相当下がったと予想される。
 
AD

 衆議院選挙は野党が自爆したことにより、自民党の圧勝となりましたが、選挙の結果を受け、自分の資産をどのようにするかを考えてみたいと思い、久しぶりに投稿します。

 

 日本、米国、豪州の資産で売却か保持かを検証した結果、下記の理由から、日本株は保持米国・豪州株は売却米国・豪州ドルは保持という結論になりました。(詳しくは下記を参照ください)

 

1.日本(円安、株高) 

 円安、株高基調はしばらくは継続。まずは、年内は様子見、来年4月の日銀総裁人事に注目は集まるものの、アベノミクスを継続させるため、現在の政策を継続させるものと予想。

  • 金融政策は緩和的(マイナス金利維持、量的緩和維持)という方針は年内は変わらないものの、攪乱要因として、来年4月の黒田総裁任期満了後の総裁人事に注目が集まるため。
  • 黒田総裁のような、金融政策にハト派でなく、タカ派が総裁に就任すると、物価目標に捉われず、一気に引き締め方向に向かう可能性あり。(攪乱要因)
  • 但し、野党の自爆により、今回の選挙で与党は多数派を獲得したため、安倍総理は黒田総裁を続投させる可能性が高い。

2.米国(ドル高、株価キープ)

 金融政策が緩やかな引き締めであり、景気を腰折れさせない程度に利上げをすることが予想されるため、緩やかなドル高、ダウ工業指数は微増もしくは横ばいを予想。

  • 金融政策が緩やかな引き締め方向であることに変更はない。
  • 注目は来年任期を迎える、イエレン議長の後任人事、現議長はハト派であるため、マーケットへの影響を考慮しながら、緩やかな引き締め策を模索。
  • 後任人事でタカ派が議長に就任すると、一気に引き締め方向に向かう可能性はあり。
  • トランプ大統領が、イエレン議長の仕事ぶりに満足しているかどうかということにどのように判断するかに注目が集まる。

3.豪州(豪ドル高、株価キープ)

 金融政策は引き締め方向、豪ドル高、株価維持を予想。

  • かつては外貨獲得のため、金利政策を積極的に実施した経緯もあり、伝統的な引き締め政策が続くことを予想。
  • 経済成長率(2~3%)、インフレ率(2~3%)と相応であるため、近々での緩和的に施策に転じることはないものと予想される。
  • 但し、政策金利がが1.5%程度であるため、金利引き下げによる緩和施策には予知あり。
AD

 皆さんは「働かされているのですか」、「働いている」のですか?働かされているというと受動的で、働いているというのは能動的に捉えられると思いますが、結果としては働かされているのであり、働いているのだと思います。

 

 仕事というものは、何かの意味があり、そこに存在をしているのですが、そこに意味を見出せないと感じる瞬間も多々あるかと思います。それは自分にとってはあまり意味が感じられなくとも、その仕事を必要としている人がいるということを忘れてはなりません。

 

 このように述べると…

 

 大きな反論が聞こえるのが、目に浮かびます…

 

 そうですよね…

 

無駄にみえる仕事の数々、迷走する上司の指示、自分のスキルアップに役立たない作業等、皆さんの周りには自分が無駄と思う仕事の数々が転がっていることが多いにあることは容易に想像できます。私自身も未だに無駄なことに時間を費やすのには辟易してしまうことも多々あることは事実です。

 

しかしながら、そのように無駄にみえる作業の数々も、その指示をした上司にとっては無駄ではないことが多いのです。だから、その人たち(正しい指示そしてくれればよいのですが)にとっては無駄ではなく必要な仕事なのです。

 

そして、そのような作業等を無駄と感じてしまう瞬間は、その更に上の上司や顧客にその作業自体を一刀両断されるときに、一番の虚脱感を感じ、無駄なことをやらされたと強く感じてしまうのです。

 

しかし、これを前向きに捉えると、無駄なことをしない経験値を自分自身が積むということに他ならないのですから、次にこのような作業を依頼されたときには、キッパリと断ることができるはずですから。

 

分かっていますよ…

 

そうは言っても…

 

そんな簡単に上司の命令に刃向かうことはできないということも。

 

でも、そんな上司に刃向かうこともできない自分というものにも気づくことができ、そのような災害から逃げる方法を次に考えることができるようになるのではないでしょうか?

 

今回のコラムにおいて主張したいことは一つです。

 

この世の中に存在する仕事で無駄なものなどないのです。その仕事は何かを気づかせてくれるために存在するのですが、気づかせてくれるものは、自分がそのとき望んでいることではないかもしれません。そして、仕事とは何かの役に立つから存在しているのであり、もし、その仕事が役に立たないと感じているのであれば、たとえ上司であったとしても、毅然とした態度で明確に否定することが自分の仕事だと気付かなくてはならないのです。

 

どのような仕事にも無駄はないのです。シゴトを死事とするか、志事とするかは、自分自身の心の持ちようと、行動ということ他ならないのです。理不尽だが、歯向かえないときには、そのシゴトは何かを自分に教えてくれるためにあるものなのだから、シゴトがあることはありがたいと思い、仕事に臨むことをお勧めいたします。

 

それではまた、気がむいたときに投稿いたします。

 

それまでは、御機嫌よう…

AD

私は常々思うことがありますが、死を「ケガレ」と捉えてしまうからなのか、ついつい宗教の話題については避けてしまうきらいがあるように感じております。

 

日本人は無宗教とは良く言われたりもしますが、私はそんなことはないと思っております。私たちは、12月24日にはサンタにプレゼントをもらい、正月には神社に行き、近縁者が亡くなると坊さん(キリスト教の方は違う作法ですが)にお経を詠んでもらいます。

 

このように、全く信心がないということはなく、その場、その場で柔軟に色々なものを取り入れながら、一年の節目節目には土着のものでない宗教も取り入れながら、人生を彩っているのが実情ではないでしょうか?

 

では、何故、このように日本人は無宗教と言われてしまうのでしょうか?

 

私が思うこととしては、日本人は宗教であれ文化であれ、貪欲に全てを吸収し昇華してしまうので、何か特定の神に執着するということをしないのだと思います。だから、既存宗教人からみると、日本人は特異な存在に映るのではないでしょうか?

 

日本では聖書は売れるのに、キリスト教になる人の割合が圧倒的に少ないそうです。

 

私たちは長い歴史の中で、仏教とインド渡来の外来宗教を神仏混合という形で、土着の神さまと、釈迦の仏教を融合させ、次の段階へと昇華させて経験があるため、他国の神さまは基本的には受け入れ、自国の土着のものと融合させるという考え方が何処かにあるからかもしれません。

 

しかし、本来的に宗教とは、人間社会を統治するためのエンジンという役割を担っていたはずです。自己中心的な人々の群れには、契約という比較的強い形の神が存在し、恥と和を重んじる我が国では、祭りを中心とした連帯をベースにした、緩い結束を促す神が存在していたのではないでしょうか?

 

多様化する現代社会、何を信じて生きるかということは、個人の自由に委ねられております(少なくとも憲法条文には信教の自由は保障されております)。私は何かの宗教を押し付けたいわけではなく、信じるというその純粋な行為自体が宗教という装置を作動させる最初のスイッチだと感じております。

 

人の心は自由です。何を信じるのも自由ですが、その信じるという行為そのものを強制されたとき、人間社会では様々な悲劇が起きます。私は人の信じる心を強制的に矯正させようとする様々な圧力に対し、断固として反対を唱え続けます。

 

人の心が自由であることこそが、この国を次のステージへとつなげるエンジンであることを為政者は知らなくてはなりません。イノベーションは多様性の中からしか生まれないのですが、その事実に気づかず、マイノリティを排除することは先々の国の行く末を考えても得策ではないこと、信じるものがルールの上で意見をぶつかり合う自由に表現できる土壌こそが、この国の強みであることを今一度考えてもらいたいものです。

 

 

今日の日経ベリタスは中銀の特集でしがた、日銀は果たして出口をみつけることができるのでしょうか?

 

最近の黒田総裁の発言をみていると、任期満了までは日和見をしているという印象しか受けません。異次元の緩和、マイナス金利導入となり振りをかまわず、前例の無い金融政策を導入したまではよかったのですが、思ったような効果を得れていないことから、出口戦略が明確に描けず、不安定な舵取りを余儀なくされているような印象を受けてしまいます。

 

黒田総裁の戦略はデフレから脱却し、2.0%程度のインフレが継続する状況を作るというところから、伝統的な金利政策から、量への介入へと踏切、国債の流通市場からの流通玉が干上がり、日銀へと吸い上げられるようになってしまいました。流通玉が干上がった状況では、日銀としては打つ手がないことから、欧州でも導入されている最恐の飛び道具であるマイナス金利を導入しました。

 

日銀は出口を見据えることなく、その場凌ぎの政策を導入してしまい、未だ、混迷の中に金融経済を置き去りにしてしまった状況です。

 

救いの手は米国経済が堅調なことと、周辺諸国の経済が一時ほどの伸びを示していないということではないでしょうか?

 

市中に貨幣を供給しようとも、その貨幣が流通しないのでは、生きた通貨にならないというジレンマに陥っている日銀、次はヘリコブターマネーの導入などという奇策を画策しているのかもしれませんが、人々の期待に訴えかけたいのであれば、正常化を模索するタイミングを真剣に考える必要があると思います。

 

今の日本において2.0%程度の物価上昇を起こすということは、奇跡に近い状況だと思います。まずは、1.0%程度の物価上昇の持続性が見えるタイミングで、金融政策の正常化を徐々に測っていくことが必要だと思います。

 

それは、マイナス金利をまずはゼロ金利とし、次に量的緩和を打ち切ることです。政策金利上昇と資産圧縮については次のタイミングにはなりますが、その出口も見据えながら、政策運営をとっていって欲しいものです。