斜道(シャドウ) -4ページ目

斜道(シャドウ)

『斜道』というタイトルは「正道にとらわれず、邪道に陥らず」という意味を含ませています。暇つぶし作成のため、お見苦しい点も多いと思いますが、よろしくお願いいたします。

日曜日、ぶらっと海岸線をドライブしてきました。

 

なじみの喫茶店で まったり…と思ってたのですが、天気が良く

風もないので、コンビニで 缶コーヒーとフランクフルトを

買い、浜辺をぶらつくことにしました。

 

 

このへんは、海水もきれいです。

浜辺の湿った砂を踏みしめ歩いたのは ホント久しぶりで、

足裏に伝わる感触が心地良かったですね。

 

 

強く踏み出すと、足が砂にめり込んで 歩が進みません。

私の人生も このようなものかもしれない。

いろいろあるけど、力まず そっと歩いていきます。

 

雪降ってるじゃん!

週末の地方天気予報「晴れる」って言ってなかったか?

なんだよぉ、バイクでちょっとひとっ走りして

モーニング食べに行くべと思ってたのに~。

 

 

仕方がないのぉ。バイクの小サビでも磨いて

綺麗にしておこうか。いつも海沿いを走るから

まめに掃除してても、サビの発生が早いんだよね。

これが結構 根気いるんだ。

 

……いや、今日は寒いから、また今度にしよっと。(๑˃̵ᴗ˂̵)

前回に続いて、オッサンによる(読んだ頃は少年ですが)

少女漫画のレビューです。今回のは絶版になってしまった

コミックなので、未読の方は入手しにくいと思われますが、

とりあえず。

 

【空の色ににている】作者:内田善美

 

 

はっきり断言しちゃいますが、これはかなりすごい作品です。

画力・コマ割り、ストーリーの構成力…どれをとっても一流で、

まるで上質の短編小説を読んだような感動がありました。

作者の作品に込められた思いも相当のものだったのでしょう。

構想から描き上げるまで、いったいどれくらいの時間が

かかっただろうか? 心から尊敬しちゃいますね、私は。

 

私のような男には ちょっと理解しがたい同性愛的なものを

匂わせるシーンもあるのですが、それを差し引いても

青春時代の恋愛モノが好きな方は、ぜひ読んでいただきたい。

場面ごとの空気、風の清涼感や陽射しの暖かさ、そして

ほのかな匂いさえ伝わってきそうで、おそらく一度読むと

鮮烈に心に刻み付けられて 忘れることはできないでしょう。

 

作者の内田善美さんは、現在は漫画家を引退状態で、

出版社サイドからも強い再販要請があったにもかかわらず、

ご本人の意志により再販できない状態のようで、残念です。

 

【空の色ににている】とともに私の本棚に大切にとってある

内田善美コミックは、あと一冊【ひぐらしの森】があります。

これも絶版ですが、やはり名作ですね。

 

 

 

あと、私の読書歴としては、大島弓子さんの作品(主に短編集)

も避けては通れないものがあるのですが、いまは これまでと

しておきましょう。

 

【おしゃべり階段】作者:くらもちふさこ

 

男のくせに…と言ってはナンですが、かなり昔の中学時代、

偶然この作品を読みました。当時、同世代の女の子たちが

どんな理想の男性像 あるいは恋愛像をもっているのか、

こっそり確かめたい。そんなあざとい狙いもあったのかな~

と思いますw

 

周囲では、少女マンガなど読んでいる男子はごく少なく、

私もそれまではハナっから小馬鹿にしていましたが、

【おしゃべり階段】に触れたときの新鮮な驚きと感動は

忘れることができません。

現在の若い人たちの感覚からすると、もどかしい進展の

恋愛劇かもしれませんが、今読み返しても、わずか二冊分

(文庫本では一冊)に込められた内容の充実度は

素晴らしかった。

 

当時これをもし実写でTVドラマ化していたら、そのへんの

安っぽい青春ドラマなどかすんでしまうほどの名作になった

のではないか。いやいや、登場人物たちは身体的にも成長期の

まっただ中なので実現は無理だろうし、第一 配役は誰が誰を

演じるのか? もしダメな脚本家・演出家がかかわったら

どうなってしまうのか?

…など、つい余計な想像をめぐらせてしまいます。

 

くらもち作品は この作品を皮切りに【100Mのスナップ】

【いつもポケットにショパン】【銀の糸金の針】

【Kiss+πr2】なども読みましたが(もちろん男友達には

ナイショでw)いずれも名作で作者の才能に感心しました。

 

余談ですが、同時期中学クラスメートの女子が かなり

控えめに勧めてくれた他の少女マンガは陸奥A子さんの作品で

タイトルはちょっと似ていて【おしゃべりな瞳】という

コミックスでした。

 

 

これはだいぶ乙女チックな内容でしたが、男の私が見ても

ほほえましく、参考(?)にもなりましたヨw

 

 

 

先日、平日に連休をとったので、ちょっと遠出がてら面白い所へ

立ち寄ってみました。道路沿いの 古風な造りの街灯が目印……

と言っても、よく注意してないと見落としちゃいそうですが。

 

  

 

ん? ツタに覆われたレンガ造りの建物。ひょっとして廃墟?

あるいは…どこかの心霊スポット? いえいえ、とんでもない。

ここは現役の喫茶店なんですよ。

 

 

ほら、ちゃんと「営業中」て出てるでしょ。だけど、肝心の

お店の名前の看板が見あたりませんなぁ。

ここは四国・徳島県阿南市にある『大菩薩峠(だいぼさつとうげ)

という喫茶店なんです。開業は1971年。店主の島さんは、若い頃

日本一周の旅に出たとき、山梨県・大菩薩峠の景色に感銘を受け、

万里の長城のような喫茶店を築きたいと思い立ったそうです。

 

主な建築材料であるレンガは、近隣のレンガ工場は法人向けのみの

販売だったため、店主の島さんは十万個ものレンガを、なんと

ほとんどご自分でコツコツと焼き上げ、少しずつ敷き詰めていった

そうなんですね。そして現在もなお増築中だとか…。

このあくなき挑戦、たゆまぬ努力。趣向は違えど『モノ作り』を志し、

様々な事情で挫折してしまった私としては、なんとも頭のたれる

思いであります。(*´ェ`*)

 

ま、それはそうと、早く店内に入ってみましょう。

え~と……入り口はどこかな~?

 

  

 

平日にもかかわらず、お昼どきのためか店内は賑わっており、

満席で諦めて帰るお客さんも何組かいました。私は運良く

テーブル席に案内され、トンカツ定食を注文。お肉も柔らかく

味も満足でした〜。

 

 

お客が少なくなった頃を見計らって、店内を撮影。

 

 

ところで……食後、コーヒーを飲みながら内装などをボーッと

眺めてたら、壁に小さなイタズラ書き(お客が書いたもの)が

びっしりと。その中にひとつ面白いものがありました。

曰く「気をつけろ、テーブルにあるのはソースだ!醤油じゃない!」

……そうなんです。大阪から西のほうでは、喫茶店で出される

ピラフなんかにソースをちょっとかけて食べる習慣があり、

常にテーブルに置く店も多いんです。これを書いたお客は

きっと関東圏から来られた方で、さぞ意外だったでしょうね。