原発再稼働? | 斜道(シャドウ)

斜道(シャドウ)

『斜道』というタイトルは「正道にとらわれず、邪道に陥らず」という意味を含ませています。暇つぶし作成のため、お見苦しい点も多いと思いますが、よろしくお願いいたします。

原発再稼働どう思う? ブログネタ:原発再稼働どう思う? 参加中
本文はここから

なぜそこまで再稼働にこだわるのか、私にはよく理解できないんですよね。

こう言うと、すぐ誰かが「そんならお前は、電気を使わず幕末時代のような
暮らしができるのか!」なんてこと言うやつがいるけれど、それは極論です。

「どうしても電力が足りない」という見込みで、他の設備が整うまでしばらくの
期間は仕方なく…というのなら、まだ話はわかるのですが。。。
例えばドイツは昨年、総電力の24%を占める原発を10年間でゼロにする決定を
下しました。なのに日本は、なんの方針も示さないまま 再稼動にやっきに
なっています。

さらに現在、皆さんの市街地のいろんな場所をよく観察してみてください。
駅構内や電車、地下街、ビルなどの各所では、いまだにびっしりと並んで
蛍光灯が灯されている所も多い
でしょう。そこまでせずとも、ひとつ置きに
明かりを外しても さほど差し支えはないじゃありませんか。
去年の夏は しばらく節電状態が続き、ちょっと薄暗く感じたでしょうけど、
あんなの慣れれば どうってことはない。足下が暗すぎて つまづいたなどの
苦情もほとんど無かったはず。続ければいいんですよ、もっと効率的な方法で。
なのに、またちゃっかり元の状態に戻して「このままでは供給が…」なんて、
この状況下で なにを贅沢言ってんだか。
金さえ払えば 無制限に電気を使ってもいいんだという考えは、そろそろ
捨てたほうがいい。

大地震や津波の予測されている日本で、今後も原発に頼り続けるリスクは
あまりにも大きすぎる。
いったん事故が起きたときの 政府や企業の無責任さを忘れてはいけません。
東電はいまだに自分たちの給料やボーナスの現状維持に余念がないみたいだし、
長年 利権の恩恵を受けていた人々が、いったいどんな責任をとりましたか?
「今後はもっと管理を厳重に」とか言われても、いまさら遅いんですよ。

まだまだ 言いたい事はありますが、あえてもう一つだけ 情報を。

いままで原発を利用し続けてきた際の、核廃棄物についてです。
これをどう処理していたかというと、1969年まではドラム缶に詰めて
船に乗せ、某県沖の海に捨てていた
そうです。
ところが、ドラム缶は数年も経てば腐食してしまうため、その後は中の
放射性廃棄物が 海を汚し続けることになります。当然ですよね。

では、現在は廃棄物をどう処理をしているかというと、同じくドラム缶に
詰めた状態のものが青森の六ヶ所村にある施設に持ち込まれ、低レベルの
もの約300万本は300年間保管(!)し続け、高レベルのものは約50年間
冷却し続けたのち、どこかの地中深くに埋める計画
なのだそうです。
(ただし、ドラム缶はもちろん施設自体の耐久度、埋蔵処理法についても
おおいに疑問が残されてます。)

    低レベル放射性廃棄物管理場
$斜道(シャドウ)

    高レベル放射性廃棄物管理場
$斜道(シャドウ)


いったん稼働し始めた原発は、高速で走り続けるスポーツカーのようなもの。
ブレーキを踏んだ(稼働停止した)といっても、すぐに止まるわけでは
ありません。惰性で長いあいだ燃焼し続け、廃炉までにはさらに長い期間と
膨大な費用がかかります。
「それなら 使い続けたほうがトクじゃん!」と言う人がいて驚いたけど、
これはもう 損だの得だのという問題じゃないと思いますね。

『原子力は、まだまだ人類が制御しきれないレベルのものである』
これが現時点での、私なりの結論です。

          (※ 今回の記事についてのコメントは 無用です。)