先日、といっても 9月の下旬頃ですが、ちょっと用があって家族全員で東京に行ってきました。
たまたま、出発地の富山空港で 「空の日」 のイベントがも行われされていたので、搭乗時間が来るまで参加してみました。
先ずは、富山空港に駐在する消防航空隊の救助デモンストレーションを見せてもらいました。
ヘリが救助現場に飛来してきました。
ここから降下地点の周囲をぐるっと半周かけて旋回し、着陸地点へと高度を下げ進入していきました。
これは着陸地点に障害物など無いか安全を確かめる為です。
[ OFF RUNWAY に着陸する時はヘリも飛行機も必ずこの着陸地域の状態を上空から観察し、障害物の有無、着陸地点・滑走路の長さや状態などの安全を確認してから着陸します。]
ヘリは地上20mぐらいでホバリングし、救助隊員がロープによるリペリング降下で鮮やかに降りてきました。その後、要救助者を確保しホイストで機内へ引き上げ病院へ向け飛行していきました。
私は 20代の時、陸上自衛隊で偵察部隊やレンジャー隊に所属し、よくリペリング訓練をやらせてもらったので懐かしく見させてもらいました。
ヘリからのリペリングでちょっと厄介だったのは、この写真のようなタイプのヘリの場合、機内からスキッドに下りる時にスキッドが見えないので踏み外すのではないかとヒヤヒヤしながら足を下ろしてました。
特に、風があってヘリがバタバタ動いている時はなおさらですし、レンジャーの遊撃行動は 20kg 以上の背のうを背負い、さらに 10kg 機関銃または 18kg の無反動砲を背負ってやってましたから、更に大変でしたね。
リペリング降下に失敗すると足から着地できず、重たい背のうから着地する者もいました。
デモンストレーションが終わったら建物内に入り、子供向けの紙飛行機作りやパイロットやCAさんの服を着ての写真などで息子と遊んだら、次に屋外の方へと向かいました。
屋外には飛行場で働く車の展示がしてありました。
先ずはカーゴの牽引車。↓
運転席はいたって普通でした。↓
カーゴBOX の中。シンプルなんですね。↓
荷物を飛行機に積込む カーゴローダー。↓
次に De- icing や Anti-icing 液を散布する車。↓
リフトの下部四隅に棒が出てますが、もし、この棒に飛行機が触れるとリフトはストップする仕組みになっているそうです。
放水ノズル。↓
リフト内部の操作面。↓
TYPE Ⅰ は飛行機に付いた雪や氷を取り除く為の液体。(De- icing )
TYPE Ⅳは飛行機に雪や氷が付着しないようにする液体。(Anti-icing )
このトラックの荷台にあるタンクには、TYPE ⅠとⅣ、そして温水が入っているとのことです。
液体と温水を混ぜ約 60 ℃ の混合液にして機体に放射するんだそうです。
この液体は粘性があり機体表面に張り付いて効果を維持します。
しかし、その時の雨や雪質、気温などのさまさまな条件により効果時間に限りがあります。
それを HOLD OVER TIME と言います。下の絵にあるような表 (サンプル ) を元に放射開始から時間を測っておき、規定の時間までに離陸滑走できなければ、ランプに戻り再度液体をかけてもらいます。
また、雪や氷などが翼、プロペラ、ジェットエンジンの入口などに付着しているのが目視などで確認できたら、離陸は中止です。エプロンに戻り除雪と液体をかけてもらう必要があります。
飛行機が速度を増しおよそ 80 kts ぐらいになると、液体は風で後方へ押し流され、翼の地肌が前縁から現し、通常どうりの揚力を作り離陸していきます。
液体散布の作業はこんな感じになります。↓
各液体の色です。↓
散布された翼です。↓
この富山空港のグランドスタッフさんは富山地方鉄道という会社の方々で ANA さんの下で ANA さんと同じ研修訓練・実務経験をされ資格を得て業務をされていらっしゃるそうです。
とても勉強にもなり楽しいひと時を過ごしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Have a nice weekend !!!!