季節は冬真っ盛りですね。

バンクーバーの冬は 0 ~ 5 ℃ ぐらいで、日本の東北や北陸とさほど変わりません。


この季節パイロットにとってちょっと厄介なのにエンジンスタートがあります。特にエンジンが冷えている朝一のフライトでエンジンが始動せず、プロペラを ず~~~と クルクル回している人を見かけます。


訓練生や免許保有者なら誰でも知っている

 プライマー と言うエンジンの始動を助ける装置があります。

燃料(航空ガソリン)を直接エンジンのシリンダー内に供給し、スパークプラグの点火で発火し易すくする仕組みです。


このプライマーの上手な使い方を知らない生徒さんやレンタルパイロットさんに多いのです。


以前、レンタルパイロットさんが怒ってオフィスに戻ってきました。

話を聞くと、「エンジンが全然始動しない。お前んとこの飛行機の整備はどうなっているんだ !!! 」 とのこと。


そこで、一緒に飛行機に行き、自分がエンジンをかけてみました。



ブルルルン 手裏剣  一発始動でした。



彼のやり方を聞くと、「プライマーを 2回ポンピングして、すぐにスターターモーターを回したがエンジンが掛からなかった」そうです。


気温が低い時はこのプライマーを 7回までポンピングしてもよいと飛行機の取扱説明書 (POH, C-172) には書かれているのですが、この事を彼に聞いてみると、


 「ポンピングは 2回までしかダメなんでしょ」という返答。


ん~、もっと勉強してほしいな~。




そして、意外と知られていないのが。


プライマーのポンピング後、約 30秒ほど待ってからスターターモーターを回すとエンジンが始動し易くなります。


理由は、 30秒待つことで液体のガソリンが揮発し空気と混ざり合って発火しやすくなるからです。



機会があったらぜひ試してみてください。







それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。


Have a nice day アップ