どのフライトコースでも必ずトレーニングする項目に エマージェンシー があります。


例えば、エンジン不調や停止、電気系統、飛行計器あるいは操縦系統の故障、火災などたくさんあります。


これらのトラブルを速やかに気づくことができ、かつ、適切な対処を行うことができるよう何度も訓練します。


最初は地上にいる時、口頭で「この警告ランプが点灯してるけど、何が起きているのか ?」 とか、「飛行中、エンジン回転数が 300 RPM ドロップした、さあどうする ?」 と状況を付与して訓練します。


次に飛行中同じように口頭で状況付与し、できるようになったらできるだけ本物に近いようなシチュエーションを作り訓練します。



トラブルが発生したら、まず、エマージェンシーチェックリストを取り出し、そのトラブルのチェックリストに従い対処します。しかし、火災など速やかに対処しなければいけない項目はチェックリストを取り出し、それを見ながらやる時間的余裕はないので、記憶しておかなければいけません。 


覚えておいたプロシージャに沿って対応し、一段落着いたら抜けがなかったかチェックリストを見て確認します。



多くの生徒さんがやるミスにチェックリストや計器類に集中して飛行機を操縦することを忘れてしまい、機体がどんどんバンクしたり、とんでもない方向に飛行したり、高度をロスしたりします。



エマジェンシーの時はその対処をすると同時に、パイロットがやる大事な3つの事があります。優先順位の高い方から


 1. Aviate 飛行機を操縦し続けること

2. Navigate 飛行機を最寄りの飛行場や不時着地点へ向け飛行すること

3. Communicate 管制官や他の航空機に自分の状況を伝え必要なら援助を受ける。パッセンジャーがいる時は必要な指示を出し、正しく行っているか確認する。



同時に二つ以上のことをやらなければいけないので、まず、飛行機の姿勢を保持し、エマージェンシープロシージャをやる。時々、飛行機の姿勢を確認しずれていたら元に戻す。また、エマージェンシープロシージャーに戻る。と交互に行うようにすると上手くいきます。



フライトスクールで行う訓練はシングルパイロット (一人で操縦 )することが前提なので、このような同時にいくつもの事が対処できる能力が求められます。


もちろん最初は難しいですが、何度も練習をすることで誰でもできるようになれます。


どこのフライトスクールでも、訓練で使っている機体のコクピットポスターが教室に貼ってあるので、それを使ってエマージェンシーの練習がきます。また、機体がエプロンに停まっていたら、そのコクピットの中で練習するのが一番いいですね。


スムース゛にできるまで何度も練習しましょう。



次回はエマージェンシー訓練 2 です。





今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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