夜高祭(よたかまつり)は富山県の砺波、南砺、小矢部地方、

それと富山から伝った北海道沼田町で行われている祭りで、

 

この福野では神事として行われており、

その他では福野から伝わり観光祭として行われているそうです。

 

 

ここからは灯が燈った行燈(あんどん)の景色を。

 

 

 

 

 

 

 

以前、小矢部地区の津沢夜高祭りを見ていたのですが、

その時に見た夜高行燈の美しさが忘れられず、この福野を訪れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この夜高行燈も明治以前には高さが11m、文久の頃には約12mほどもあったそうですが、電線が引かれたことにより高さが6.36mとなっています。

 

ただ、電線が地中化されて以前の姿が復元される話も聞くので、いつか福野でもそういう日が来るのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は一番盛り上がるのが深夜11時過ぎから行われる 『引き合い(けんか行燈)』 で、

行燈を正面から勢いよくぶつけて壊しあいます。

 

かなり勢いをつけた衝突なので、曳いてる人が誤って挟まれたら大怪我か死んでしまうのでは、、と思えてくるほど。

 

興奮と熱気とで日が変わる頃には忘れられない祭りになっていること間違いなしです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、この日は けんか行燈 はなく練り回しだけだったので、本当は落ち着いて行燈の練り回しを見ていました。苦笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富山の祭りは魅力的なものが多く、

最近では城端曳山祭りの話題を書いたばかりですが、

まだ書ききれていないものも。

 

またそのうち実際に壊しあいの様子を見れた、

津沢夜高祭りの話題も書ければ。

 

 

写真が多くなりましたが、

福野夜高祭の備忘録でした。