霊界での生活(2)-類魂と体験をシェアする 【シルバーバーチ】 | 太平洋戦争史と心霊世界

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海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


花 



シルバーバーチなど高級霊の語った霊界通信をもとに、死んだらどうなるのかを解説していきます。今回からは霊界について解説していきます。

 

霊界では自分と同レベルの霊が集まって「類魂」(るいこん)というグループを作って住んでいますが、地上世界では様々なレベルの人間が混在しています。

 

類魂については先週も書きましたが(以下リンク)、今週は類魂のグループと自分の体験をシェアする話です。赤文字はシルバーバーチの発言です。


■霊界での生活(1)-類魂(るいこん)

http://p.tl/TjMp


霊界一覧図 



  プイプイ草 プイプイ草      プイプイ草 プイプイ草      プイプイ草 プイプイ草     プイプイ草 プイプイ草

 

 

 

「かくして皆さんのおっしゃる類魂(グループソール)というものがあることになります。

  つまり霊的親族関係を有する霊の集団が一つの統一体を構成しており、それが全体としての進化を目的として、いろんな時代にいろんな土地に生れてその体験を持ち帰るわけです」

 

 

 

【解説】最初に霊が地上へ誕生する場合は、霊界の類魂グループから抜け出て胎内に宿ります。(中には類魂の居る霊界まで上がれず、霊界の下層部の界から再生、つまり生まれ変わる場合もあるようです。)

 

 やがて霊(人間)は地上での体験を終えて再び類魂グループへ戻ってくるわけですが、その体験は同じ類魂グループの霊たちと、グループ内でお互いにシェア出来るようになっています。

 

 例えば交通事故に遭い大怪我をしたとします。その際に体験した恐ろしい思い、怪我の痛みやショックなどを、同グループ内の霊たちは、あたかも自分が実体験したかのように感じることができます。

 

 このように互いに人生体験をグループ内でシェアできるため、各霊が実際に再生(生まれ変わり)のため地上に誕生するのは、一般的に数回で済むと言われています。一霊が何十回、何百回も再生することはありません。

 

 人生の目的は霊性の向上を目指すことですが、その一つの手段として、他人のために役立つという利他的行為が推進されています。

 

 しかしこの行動もよく考えると実は、他人のためと言いながら、結局は自分自身の向上のためという利己的行為に帰結することにお気付きでしょうか?

 

 ところがこの自分の体験を類魂たちとシェアする行為があるために、利他的行為は結局自分の為という利己的行為が打ち消されるのです。



体験をシェア 


白樺 


 

――みんなグループソールに属しているとなると、仲間の良い体験の恩恵をこうむると同時に、良くない体験の悪影響も忍ばねばならないのでしょうか。

 

 「その通りです。それが全体に寄与するのだと思えば、それも有り難い体験です」

 

 

 

【解説】自分の地上での体験は、同グループ内の仲間とシェアされることになります。

  これは何を意味するかというと、良い体験はグループ内の類魂たちの霊性の向上に役立ちますが、良くない体験もそのまま彼らに悪い影響を与えてしまうという事です。

 

 ここでの「良い体験」というのは、他人の為になる行為を行ったり、節制した生活を送るなどの内容です。大金持ちを目指したり、社会的に高い地位の獲得など、地上でしか通用しない威光は霊界では価値ある体験とはいえません。


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『シルバーバーチの霊訓』(9)、11章 三つの出張講演から